今回は、エクセルで一番まで移動する方法をいくつか紹介していきます。
具体的には、
・間に空白セルがない場合、「Ctrl +↑」にコマンドで1段落上に移動する。
・セルの枠にカーソルを合わせ、十字矢印になっている状態で、ダブルクリック→選択しているセルが表の一番上まで移動する
・「Ctrl + Home」…一番左上(A1セル)へ移動
・A1セルの上にある□の欄に、直接移動したいセル番号を入力すればそのセルへ移動する。(間に空白セルがある場合などにも有効)
これらについて解説しています。
それではさっそく見ていきましょう!
エクセルで一番上まで移動する方法1【空白無し・コマンドを利用】
まずは空白のない表で、コマンドをしようして、エクセルで一番したまで移動する方法を説明していきます。
「データ1 空白なし」のように、途中に空白がない場合は、以下コマンドを活用します。
Ctrl +↑
※キーボードの配列はPCによって異なります。
今、B15セル(東京)が選択されています。
この状況で、「Ctrl +↑」のコマンドを押します。
そうすると、選択しているセルが表の一番上のB2セル(データ1 空白なし)に
移動していることが確認できると思います。
エクセルで一番下まで移動する方法2【空白無し・コマンドを使用しない方法】
次は、コマンドを使用しない方法も説明します。
まず、先ほど同様、B15セル(東京)が選択されています。
B15セル(東京)の上の線のところにカーソルを持っていきます。
そうするとカーソルが、
のように変わります。
その状態で、ダブルクリックすると、選択しているセルが表の一番上のB2セル
(データ1 空白なし)に移動します。
エクセルで一番上まで移動する方法1【空白有り・コマンド利用】
下の図の「データ2 空白あり」の列のように、途中空白がある場合に一番上まで移動
する方法を説明していきます。
まずは、今回もコマンドを使用する方法を説明していきます。
今回もCtrl +↑を使用していきます。

C14セル(神奈川)で、「Ctrl+↑」を押しても、空白の前のC13セル(埼玉)で止まってしまいます。
ちなみに「Ctrl」を押したまま、「↑」を5回クリックすると、Cセル(データ2 空白あり)まで移動できます。
ただ、大きい表で空白も多いと何度も「↑」をクリックしなければならなく、手間がかかってしまいます。
そんな時は、ちょっとした工夫で解決できます。
まず、表の外の適当なセルを選択します。今回はE16セルを選択します。
「Ctrl+↑」を押すと、一番上の行E1セルに移動します。
そうするとすぐに表の一番上付近が確認出来るかと思います。
今回はサンプルの表が小さいので、有効性が感じられないかもしれませんが、数千行ある大きな表なので、一番上に戻りたいときなどに有効かと思います。
【OnePoint】表とは関係なく一番左上(A1セル)に戻りたいときは、以下のようかコマンドも活用できます。
Ctrl + Home
※キーボードの配列はPCによって異なります。
例えば、適当なセル(C14セル(千葉))で、「Ctrl + Home」を押すと、A1セルに移動できます。
エクセルで一番下まで移動する方法2【空白有り・コマンドを使用しない方法】
次は、コマンドを使用しない方法も説明します。
エクセルのA1セルの上にある□の欄に、直接移動したいセル番号を記載します。
現在は、E14セルが選択されているので、□の欄も「E14」となっております。
例えば、C2セル(データ2 空白あり)に移動したいときは、「C2」と記載します。
まだ「Enter」を押していない為、E14セルが選択されていることが分かるかと思います。
Enterを押すと、C2セル(データ2 空白あり)へ移動します。
まとめ エクセルで一番上や一番下まで一度に移動する方法
今回は、エクセルで一番上や一番下まで一度に移動する方法について説明してきました!
エクセルでデータ数の多い表で作業する際などは、本日説明した方法を覚えておくと、作業の効率化ができますよ!