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【Excel】エクセルで1000円未満で切り捨て(千円単位、以下、関数、書式設定、マクロ)する方法

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この記事ではエクセルで1000円未満で切り捨てする方法について解説していきます。

ポイントは、以下の3つです。

・ROUNDDOWN関数を使う方法

・FLOOR関数を使う方法

・マクロを使う方法

エクセル操作は1つ1つ追っていけば必ずうまくできるため、ぜひ本記事を参考にスキルアップにつなげてくださいませ♪

エクセルで1000円未満で切り捨てする方法【ROUNDDOWN関数】

それでは以下のサンプルを用いて関数を使った切り捨てを確認していきます。

A列の金額を1000円未満で切り捨てて、B列に表示させるには以下の数式を使います。

B2セルに以下の数式を入力します。

=ROUNDDOWN(A2,-3)

この数式の意味は、A2セルの値を-3桁目(1000の位)で切り捨てるという意味になります。

ROUNDDOWNは切り捨てを行う関数で、第1引数に切り捨てたい値、第2引数に切り捨てる桁数を指定します。

マイナスの桁数を指定すると、整数部分の右からカウントした桁で切り捨てを行います。

ENTERで処理を確定させます。

あとは、B2セルの右下をダブルクリックしてオートフィルにかけることでB3セル以降にも数式を反映できます。

これで完成です。頑張ってくださいね♪

エクセルで1000円未満で切り捨てする方法【FLOOR関数】

それでは以下のサンプルを用いてFLOOR関数を使った切り捨てを確認していきます。

A列の金額を1000円未満で切り捨てて、B列に表示させるには以下の数式を使います。

B2セルに以下の数式を入力します。

=FLOOR(A2,1000)

この数式の意味は、A2セルの値を1000の倍数に切り捨てるという意味になります。

FLOOR関数は切り捨てを行う関数で、第1引数に切り捨てたい値、第2引数に切り捨ての基準となる値を指定します。

ここでは第2引数に1000を指定することで、1000円未満が切り捨てられます。

ENTERで処理を確定させます。

あとは、B2セルの右下をダブルクリックしてオートフィルにかけることでB3セル以降にも数式を反映できます。

これで完成です。がんばってくださいね♪

エクセルで1000円未満で切り捨てする方法【マクロ】

最後にマクロを使った切り捨て方法も確認しておきましょう。

マクロを記述するには、開発タブからVisual Basic Editorを開きます。

「標準モジュール」を挿入し、以下のコードを貼り付けます。


Sub RoundDownThousand()
    Dim rng As Range
    For Each rng In Selection
        rng.Value = Application.RoundDown(rng.Value, -3)
    Next rng
End Sub  

このコードは、選択範囲のセルに対して、1000円未満を切り捨てる処理を行います。

Application.RoundDownを使い、第2引数に-3を指定することで1000の位で切り捨てを行っています。

あとは、切り捨てたいセル範囲を選択し、作成したマクロを実行するだけです。

1つずつ丁寧に理解することがポイントですよ♪

まとめ エクセルで千円未満(単位)で切り捨て(千円単位、以下、関数、書式設定、マクロ)する方法

エクセルで1000円未満の金額を切り捨てる3つの方法について解説しました。

関数、書式設定、マクロのどの方法も、少し慣れが必要かもしれませんが、繰り返し練習することで必ず身につきます。

ぜひ実際のデータで色々試してみて、使いこなせるようになってくださいね。あなたならできます(^^)/