この記事では、エクセルにて曜日だけを自動で入れる・日付と同じ1つのセルにまとめて入れる方法について解説していきます。
これらの処理としては、主に
・ 書式設定[ホーム]タブ →表示形式の▼ →[ユーザー定義]へ変更する
・ TEXT関数を使用する
上記2種類の方法で曜日を自動で入れることができます。
では、実際にサンプルを見ていきましょう。
エクセルで曜日だけを自動で入れる方法【書式設定】
書式設定したセルへ日付を入力すると、日付は表示せず曜日だけを表示させる方法です。
例えば、A2セルに「2025/1/1」と入力した場合、「水」のように曜日だけを表示させることができます。
曜日を表示させたいセルを範囲選択します。(例:A2~A8セル)
「ホーム」タブをクリックします。
「表示形式」タブの▼をクリックし、「その他の表示形式」を選択します。
「表示形式」タブの、「ユーザー定義」を選択します。
「種類」の欄へ「aaa」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。
ここで使われている「aaa」とは曜日の省略形(月、火、水…)です。
また「aaaa」と入力すると、曜日が漢字で表示されます。(月曜日、火曜日、水曜日…)
書式設定が完了すると、A2セルへ「2025/1/1」と入力すると「水」と曜日だけを表示させることができます。
エクセルで曜日だけを自動で入れる方法【TEXT関数】
TEXT関数を使用することで、曜日だけを指定セルへ表示させることができます。
スケジュール管理やデータ分析で曜日だけを表示させたい場合は、
=TEXT(日付セル,”aaa”)
と入力するのがおすすめです。
例えば、A2セルに日付が入力されている場合、B2へ「=TEXT(A2,”aaa”)」と入力すると下記図のように表示できます。
エクセルで日付と曜日を1セルにまとめて入れる方法【書式設定】
日付と曜日を1セルにまとめて表示させると、視認性が向上しデータが見やすくなります。
例えば、「2025/1/1」と入力されているセルを、後から「2025/1/1(水)」のように曜日を含めた表示に変更したい場合におすすめです。
まず日付が入力されているセルを選択します。(例:A2~A8セル)
「ホーム」タブをクリックします。
「表示形式」タブの▼をクリックし、「その他の表示形式」をクリックします。
「表示形式」タブの、「ユーザー定義」をクリックします。
「種類」欄へ「”yyyy/m/d(aaa)”」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。
表示形式は自由にカスタマイズできるため、「yyyy年mm月dd日(aaa)」のように表示することも可能です。
書式設定が完了すると、日付と曜日を下図のように1セルにまとめて表示させることができます。
エクセルで日付と曜日を1セルにまとめて入れる方法【TEXT関数】
TEXT関数を使用することで、日付と曜日を同じセルに表示させることができます。
表示させたいセルへ、
=TEXT(日付セル,”yyyy/m/d(aaa)”)
と入力することで、元の日付データを維持したまま曜日の情報を追加することができます。
例えば、A2セルに曜日が含まれていない日付がある場合、B2セルへ「=TEXT(A2,”yyyy/m/d(aaa)”)」と入力すると下記図のように表示できます。
まとめ エクセルで曜日だけを自動で入れる・日付と同じ1つのセルにまとめて入れる方法
この記事では、エクセルで曜日だけを自動で入れる・日付と同じ1つのセルにまとめて入れる方法について解説しました。
書式設定か関数のどちらかで曜日を簡単に表示させることができるため、使用用途や好みに合わせて選択してください。