この記事ではエクセルで1行おきに色を付ける方法について解説していきます。
ポイントは、以下の3つです。
・条件付き書式を使う方法
・オートフィルを使う方法
・マクロを使う方法
エクセル操作は1つ1つ追っていけば必ずうまくできるため、ぜひ本記事を参考にスキルアップにつなげてくださいませ♪
エクセルで1行おきに色を付ける方法【条件付き書式】
条件付き書式を使うと、指定した条件に合致するセルに自動で色を付けることができます。
1行おきに色を付けるには、まず色を付けたい範囲を選択します。
次に、ホームタブの「条件付き書式」をクリックし、「新しいルール」を選択します。
「書式」のタブで塗りつぶしの色を選択し、「数式」のタブで数式に「=MOD(ROW(),2)=1」と入力したら、「OK」をクリックすれば完了です。
これで、1行おきに指定した色が付きます。簡単ですね!
「=MOD(ROW(),2)=1」の数式の意味は、行番号を2で割った余りが1のときにTRUEを返すというものです。つまり、奇数行に色を付けるという条件になります。
偶数行に色を付けたい場合は、数式を「=MOD(ROW(),2)=0」に変更すればOKです。
1つずつ理解することが上達のコツですよ♪
エクセルで1行おきに色を付ける方法【オートフィル】
オートフィルを使うと、マウス操作だけで手軽に1行おきに色を付けることができます。
まず、3行目のセルに塗りつぶしの色を設定します。
次に、1列目の2行目と3行目のセルを選択します。
そして、選択したセルの右下にカーソルを合わせて、塗りつぶしを下方向にドラッグすれば、1行おきに設定した色が連続して適用されます。
塗りつぶしのパターンを変えたい場合は、最初に3行分や4行分のパターンを手動で設定してからオートフィルすれば、そのパターンで連続して色が付きます。自由自在ですよ♪
エクセルで1行おきに色を付ける方法【マクロ】
マクロを使えば、ボタン1つで1行おきに色を付ける作業を自動化できます。
まず、開発タブの「Visual Basic」をクリックしてVBEを開きます。
「標準モジュール」を挿入し、以下のコードを貼り付けましょう。
Sub ColorEveryOtherRow()
Dim rng As Range
Dim i As Long
Set rng = Selection
For i = 2 To rng.Rows.Count Step 2
rng.Rows(i).Interior.Color = RGB(255, 255, 0)
Next i
End Sub
コードを保存したら、エクセルに戻ります。色を付けたい範囲を選択し、「マクロの実行」ボタンをクリックすると、1行おきに黄色の背景色が付きます。
色を変えたい場合は、RGB(255, 255, 0)の部分を好みの色のRGB値に変更してください。
このマクロのポイントは、For文のStep句に2を指定している点です。
これにより、1行飛ばしで処理が実行されます。マクロを使えば、広範囲のデータにも一瞬で色を付けられるので、ぜひ活用してみてくださいね♪
まとめ エクセルで1行おきに色を付ける方法(条件付き書式:オートフィル:マクロ)
この記事では、エクセルで1行おきに色を付ける方法について解説しました。
条件付き書式を使う方法、オートフィルを使う方法、マクロを使う方法の3つを紹介しました。
シーンに応じて使い分けられるようになると、エクセル作業の幅がグッと広がるはずです。
この記事を参考に、ぜひエクセルのスキルを磨いていってくださいね。応援しています!