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【Excel】エクセルで2つの文字をくっつけ1つのセルに結合(関数:2つを2つに:2列を1列にまとめる:空白・スペース入りも:マクロ)

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この記事では、エクセルで2つの文字をくっつけ1つのセルに結合する方法について詳しく解説していきます。

ポイントは、以下の通りです。

・CONCAT関数やCONCATENATE関数を使って結合する

・&演算子を使って結合する

・マクロを使ってセル参照を使わずに結合する

エクセル操作は1つ1つ追っていけば必ずうまくできるため、ぜひ本記事を参考に理解を深めてスキルアップにつなげてくださいませ♪

エクセルで2つの文字をくっつけ1つのセルに結合する方法【関数】

それでは以下のサンプルを用いて、関数を使って2つの文字を結合することを確認していきます。

1行目はヘッダーとしA1には元データ、B1には元データ2、C1には結合後と記載します。

A2〜B7まで少し面白いサンプルの文字列を入力しましょう。

C2に以下のようにCONCAT関数を入力します。

=CONCAT(A2,B2)

この関数は、指定したセルの文字列を連結する関数です。

カンマ区切りで連結したいセルを指定します。

例えばA2とB2を指定すると、A2の文字列の後ろにB2の文字列がくっついた文字列が返されます。

スペースなどを間に入れたい場合は、カンマ区切りの間に入れたい文字列を””で囲んで指定します。

=CONCAT(A2,” “,B2)

のようにすると、A2とB2の間にスペースが入ります。

ENTERで処理を確定させます。

C2の結果をC7までオートフィルで一括処理します。

C2のセルの右下にカーソルを合わせてダブルクリックするか、C2をクリックした状態でCtrlキーを押しながらC7までドラッグすることでオートフィルできます。

少し練習すれば簡単にできるはずです。

なお、CONCATの代わりにCONCATENATEという関数でも同様の処理ができます。

こちらの関数は、引数の数に制限がありません。多数のセルを結合したい場合に便利です。

=CONCATENATE(A2,B2,C2,D2)

のように使います。使い分けてみてくださいね。

1つずつ丁寧に理解することがポイント♪

エクセルで2つの文字をくっつけ1つのセルに結合する方法【別の関数】

続いては、&演算子を使って2つの文字を結合することを確認していきます。

数式バーに以下のように&演算子を使った数式を入力します。

=A2&B2

&は文字列連結演算子で、両側の文字列を連結します。

引数の制限はありません。

=A2&B2&C2&D2

のように何個でも連結できます。

スペースを入れたい場合は、&” “&のように””内にスペースを入れて指定します。

=A2&” “&B2

他にも、”:”を間に入れたり、改行するために&CHAR(10)&を間に入れたりと、””内に入れたい文字を指定することで自由に結合できます。

ENTERで処理を確定させます。

C2の結果をC7までオートフィルで一括処理します。

CONCAT関数の時と同様にオートフィルしましょう。

エクセルで2つの文字をくっつけ1つのセルに結合する方法【マクロ】

最後にマクロを使って2つの文字を結合することを確認していきます。

マクロを使うと、最終行の検出なども自動でできるため、セル参照を使わずに済みます。


Sub Concat2Columns()
    Dim lastRow As Long
    Dim i As Long
    lastRow = Cells(Rows.Count, "A").End(xlUp).Row
    
    For i = 2 To lastRow
        Cells(i, 3) = Cells(i, 1) & Cells(i, 2)
    Next i
End Sub

このマクロでは、A列の最終行を検出し、For Nextループを使ってA列とB列の文字列を&で連結し、C列にセットしています。

行番号はiという変数を使って管理しているため、途中に空白行があっても問題なく処理できます。

セル参照を直接使わないため、関数を入力する必要がありません。

シンプルで分かりやすいコードですね。1つずつ丁寧に理解することがポイント♪

なお、スペースを入れたい場合は

Cells(i, 3) = Cells(i, 1) & ” ” & Cells(i, 2)

のように” “内にスペースを入れます。自由自在ですね。

まとめ エクセルで2つの文字をくっつけ1つのセルに結合する方法

この記事では【Excel】エクセルで2つの文字をくっつけ1つのセルに結合する方法について、詳しく解説しました。

応用的な使い方まで確認できたのではないでしょうか。

エクセルの扱いに慣れて、さらに快適な業務につなげていきましょう!