ハイパスフィルターの計算方法は?カットオフ周波数の求め方を解説!(計算式)
ハイパスフィルターは、低い周波数の信号を弱め、高い周波数の信号を通しやすくする回路です。
オーディオ機器の低音カット、センサー信号の直流成分除去、通信回路の不要な低周波ノイズ対策など、幅広い場面で使われています。
設計ではカットオフ周波数を求め、抵抗やコンデンサの値を決めることが基本になります。
この記事では、代表的なRCハイパスフィルターの計算式、具体例、周波数特性の見方、実装時の注意点まで順に解説します。
ハイパスフィルターの公式と基本の求め方

それではまずハイパスフィルターの計算方法について解説していきます。
カットオフ周波数の計算式
RCハイパスフィルターのカットオフ周波数は、f=1÷2πRCで求められます。
この式のfはカットオフ周波数で、単位はHzです。
Rは抵抗値で単位はΩ、Cはコンデンサ容量で単位はFを使います。
πは円周率であり、計算では約3.14として扱えますが、関数電卓や表計算ソフトではπの定数を使うと便利です。
カットオフ周波数とは、出力電圧が通過帯域の約70.7パーセントになる周波数を指します。
電力で見ると、この周波数では通過帯域に対して半分になるため、半電力点とも呼ばれます。
ハイパスフィルターでは、カットオフ周波数より十分低い信号ほど小さくなり、十分高い信号ほど入力に近い大きさで取り出せます。
たとえば録音した音声からエアコンの振動やマイクスタンドの揺れによる低音を抑えたい場合、必要な音声帯域を残せる周波数に設定します。
ただし、カットオフ周波数を境に信号が急に消えるわけではありません。
1次のRC回路では、周波数が10倍変わるごとに減衰量が約20 dB変化する、なだらかな特性になります。
f=1÷2πRC
fはカットオフ周波数で単位はHz
Rは抵抗値で単位はΩ
Cは静電容量で単位はF
RとCを大きくすると、カットオフ周波数は低くなります。
RCハイパスフィルターの回路構成
基本的なRCハイパスフィルターは、コンデンサを直列に入れ、抵抗の両端から出力を取り出す構成です。
入力信号はまずコンデンサを通り、その後に抵抗へ流れます。
出力は抵抗にかかる電圧として取り出すため、回路図の出力位置を誤るとローパスフィルターとして働くことがあります。
コンデンサは直流を通しにくく、交流では周波数が高いほど通しやすくなる性質を持っています。
一方で抵抗は、周波数によって抵抗値が変化しない理想的な部品として計算します。
低い周波数ではコンデンサの影響が大きく、抵抗に現れる電圧は小さくなります。
高い周波数になるとコンデンサの通しにくさが減り、出力電圧は入力電圧に近づきます。
この働きにより、直流のオフセット電圧を除去して、変化成分だけを次の回路に渡せます。
たとえばセンサー出力に2.5 Vの直流バイアスが乗っている場合でも、ハイパスフィルターを通せば変動部分を中心に取り出す設計が可能です。
ただし後段回路に入力バイアス電流があると、コンデンサの後ろの電圧が想定外にずれる場合があります。
実際の回路では、出力側に適切な抵抗を置いて直流的な基準電位を与える必要があります。
抵抗が未接続に近い状態では、理論式どおりの周波数特性にならないため、後段の入力抵抗も含めて考えます。
カットオフ周波数で起こる減衰
カットオフ周波数では、出力電圧は入力電圧の約0.707倍になります。
この0.707は1÷√2に相当し、電圧比として覚えられる代表的な値です。
デシベルで表すと約マイナス3 dBとなります。
たとえば入力が1 Vであれば、カットオフ周波数での出力は約0.707 Vです。
入力が2 Vなら、出力は約1.41 Vになります。
この点を通過と遮断の境界として扱うため、設計時には必要な信号の周波数がカットオフ周波数より十分高いかを確認します。
音声の100 Hzをなるべく自然に残したいなら、カットオフ周波数を100 Hzにぴったり合わせるだけでは不十分な場合があります。
100 Hzでもすでに3 dB下がるので、音量感や音色の変化を小さくしたい用途では、より低い周波数に設定する考え方が必要です。
反対に、不要な低周波成分を強く抑えたい場合は、1次回路だけでは減衰の傾きが足りないことがあります。
その場合は、複数段のフィルターを組み合わせる方法や、能動フィルターを使う方法を検討します。
カットオフ周波数は単なる境目ではなく、必要な信号と除去したい信号の折り合いを付けるための設計基準です。
抵抗とコンデンサによる計算手順
続いては抵抗値とコンデンサ容量から周波数を求める手順を確認していきます。
抵抗値と容量から周波数を求める手順
計算では、抵抗をΩ、コンデンサをFへそろえてから公式に代入することが基本です。
電子部品の表示では、抵抗はkΩ、コンデンサはμFやnFで示されることが多いため、単位換算を先に行います。
1 kΩは1000 Ωです。
1 μFは0.000001 Fであり、10のマイナス6乗Fと表せます。
1 nFは10のマイナス9乗Fなので、μFとnFを取り違えると計算結果が1000倍ずれることになります。
計算の流れは、RとCをFおよびΩに直し、RCを掛け、2πを掛け、最後に1を割る順序です。
電卓では括弧を使い、1÷(2πRC)の形で入力すると入力ミスを減らせます。
たとえば抵抗が10 kΩ、コンデンサが0.1 μFなら、Rは10000 Ω、Cは0.0000001 Fです。
RCは0.001となり、分母の2πRCは約0.00628になります。
その逆数は約159となるため、カットオフ周波数は約159 Hzです。
R=10000 Ω
C=0.1 μF=0.0000001 F
f=1÷(2π×10000×0.0000001)
f=約159 Hz
この回路では、159 Hz付近で出力電圧が約0.707倍になります。
目的周波数から部品値を選ぶ方法
目的のカットオフ周波数が決まっている場合は、使いやすいコンデンサ値を先に選び、抵抗値を逆算すると設計しやすくなります。
抵抗値を求める式は、R=1÷2πfCです。
コンデンサ値を求める場合は、C=1÷2πfRとなります。
たとえば100 Hzで低域を抑えたい場合に、コンデンサを0.1 μFと決めると、抵抗は約15.9 kΩになります。
市販部品では15.9 kΩが手に入りにくいこともあるため、15 kΩや16 kΩなどの規格値を選びます。
15 kΩと0.1 μFを組み合わせた場合、カットオフ周波数は約106 Hzです。
16 kΩと0.1 μFの場合は約99.5 Hzとなります。
必要な精度、部品の入手性、後段回路との接続条件を考えて選ぶとよいでしょう。
抵抗を極端に大きくすると、周囲のノイズや後段入力の影響を受けやすくなる場合があります。
反対に抵抗を極端に小さくすると、信号源に負担をかけたり、消費電流が増えたりします。
R=1÷(2π×100×0.0000001)
R=約15915 Ω
近い規格値として16 kΩを選ぶ場合
f=1÷(2π×16000×0.0000001)
f=約99.5 Hz
単位換算と計算時の確認項目
計算結果が想定より大きく違うときは、まずμFとnF、kΩとΩの換算を確認します。
コンデンサの表示は0.1 μF、100 nF、104など複数の表現があります。
0.1 μFと100 nFは同じ容量であり、104という3桁表示も通常は100 nFを表します。
104は最初の2桁が10、3桁目が10の4乗倍という意味なので、100000 pFとなります。
100000 pFは100 nF、さらに0.1 μFへ換算できます。
抵抗の103は10 kΩ、473は47 kΩを表す場合がありますが、部品の印字方式は製品により異なります。
回路図と部品表を照らし合わせ、桁を頭の中だけで判断しないことが大切です。
また、計算した周波数の単位がHzであることも確認します。
計算結果が0.159のような値になった場合、単位を変換し忘れている可能性があります。
実測時には信号発生器で周波数を変え、出力電圧が通過帯域の約0.707倍になる点を探すと、計算値との違いを確認できます。
周波数特性とローパスフィルターとの比較
続いては周波数特性と関連するフィルターの違いを確認していきます。
周波数による出力変化
1次のRCハイパスフィルターでは、カットオフ周波数より低い領域で出力が大きく減衰します。
周波数特性は、横軸に周波数、縦軸に出力の大きさや利得を取ったグラフで確認します。
低周波側ではコンデンサのリアクタンスが大きいため、出力として取り出せる電圧は小さくなります。
周波数が上がるにつれてリアクタンスが小さくなり、出力は徐々に増加します。
カットオフ周波数より十分高い領域では、出力は入力に近い値になります。
1次フィルターの低周波側の傾きは、周波数が10倍下がるごとに約20 dB低下します。
たとえばカットオフ周波数が100 Hzなら、10 Hz付近の出力は理想計算でおよそ20 dB低くなります。
20 dBの電圧比は約10分の1なので、低周波成分はかなり小さくなります。
ただし信号源の内部抵抗や後段の負荷抵抗があると、実際の特性は計算値から変化します。
オーディオ回路では、低音が完全に消えるかだけでなく、残したい音域の位相変化も含めて確認することが重要です。
ハイパスフィルターとローパスフィルターの比較
ハイパスフィルターは高い周波数を通し、ローパスフィルターは低い周波数を通す点が大きな違いです。
両者は同じ抵抗とコンデンサを使っても、部品の配置や出力を取り出す位置によって働きが変わります。
RCローパスフィルターでは抵抗を直列に置き、コンデンサの両端から出力を取り出す構成が基本です。
ハイパスフィルターは、直列コンデンサの後に抵抗を置き、その抵抗の両端から出力を得ます。
低音を減らしたいときにはハイパスフィルターが適しています。
高音のノイズを減らして滑らかな信号にしたいときには、ローパスフィルターを使います。
たとえば温度センサーのゆっくりした変化を読み取りたい回路では、細かな高周波ノイズを除くローパスフィルターが役立ちます。
一方で振動センサーから急な変化だけを検出したい場合は、直流成分を除けるハイパスフィルターが有効です。
| 比較項目 | ハイパスフィルター | ローパスフィルター |
|---|---|---|
| 通しやすい信号 | 高周波 | 低周波 |
| 弱めやすい信号 | 低周波、直流成分 | 高周波ノイズ |
| RC回路の基本配置 | コンデンサ直列、抵抗で出力 | 抵抗直列、コンデンサで出力 |
| 代表的な用途 | 低音カット、DC除去 | 平滑化、ノイズ低減 |
| カットオフ周波数の式 | 1÷2πRC | 1÷2πRC |
両方の式は同じでも、どちらを通しどちらを減らすかは出力点で決まります。
回路図を見たときは、部品値だけでなく出力端子の位置まで確認しましょう。
減衰量とフィルター次数の考え方
低周波をより急に減衰させたい場合は、フィルターの次数を上げる方法があります。
1次のハイパスフィルターは、カットオフ周波数より低い側で約20 dB毎decadeの傾きです。
2次では約40 dB毎decade、3次では約60 dB毎decadeが目安になります。
decadeは周波数が10倍変化する範囲を意味します。
たとえば100 Hzを境にして10 Hzの信号をさらに強く抑えたい場合、2次フィルターは1次より大きな減衰を得やすい構成です。
ただし、RC回路を単純に2段つなぐだけでは、後段の入力抵抗が前段に負荷として作用します。
そのため、各段を独立に計算しただけでは、狙ったカットオフ周波数にならない場合があります。
演算増幅器を使った能動フィルターなら、段間を分離しながら高次の特性を作りやすくなります。
一方で、電源電圧、部品誤差、演算増幅器の周波数特性など、新たな確認項目も増えます。
まずは1次RC回路で必要な減衰が得られるかを考え、足りないときに次数を上げると設計を整理しやすくなります。
用途別のカットオフ周波数設定
続いては用途に応じたカットオフ周波数の考え方を確認していきます。
オーディオ回路における低域カット
オーディオ回路では、残したい最低音より十分低い周波数に設定すると、音の変化を抑えながら不要な低域を減らせます。
音声信号には、話し声や楽器音だけでなく、マイクの風切り音、机の振動、持ち手の接触音などが混ざることがあります。
これらは低い周波数に集中しやすく、スピーカーの無駄な振幅や録音の濁りにつながります。
会話を中心に扱う用途では、数十Hzから100 Hz付近を目安に低域を整理する設計が考えられます。
ただし、話し手の声質や収録環境によって必要な低域は異なります。
低い男性声や音楽の低音を残したい場合、カットオフ周波数を高くしすぎると音が細く感じられるでしょう。
たとえば100 Hzを残したいなら、カットオフ周波数を100 Hzに置くとすでに3 dB減衰します。
音色変化を小さくしたい場合は、50 Hz以下など、目的の最低周波数より低い値から検討します。
実機では計算値だけで決めず、試聴と周波数特性の測定を組み合わせることが大切です。
必要な音域がカットオフ周波数に近いほど、音量と位相への影響が大きくなります。
センサー信号と直流成分の除去
センサー信号では、測りたい変化の速さより低い周波数だけを減らすように設定することが重要です。
加速度センサーや圧力センサーには、姿勢、温度、設置状態などによるゆっくりした変動や直流成分が含まれることがあります。
急な衝撃や振動だけを取り出したい場合、ハイパスフィルターでゆっくりした変化を弱める方法が使えます。
たとえば機械の振動監視で数Hz以上の振動を見たいなら、測定目的に合わせて1 Hz未満から数Hz付近へカットオフ周波数を設定します。
このとき、観測したい最も遅い振動がカットオフ周波数に近いと、振幅が小さく測定されます。
低周波の振動も正確に評価したいなら、カットオフ周波数をより下げる必要があります。
一方で、センサーのドリフトや傾きの変化を除去したい場合は、目的の信号との間隔を見ながら高めに設定します。
センサーの出力抵抗が大きい場合、外付け抵抗だけでなく内部抵抗を含めた値が実効的なRになります。
データロガーやA/Dコンバーターへ接続する場合は、入力インピーダンスも周波数特性に影響します。
設計前に、信号源の出力条件と後段の入力条件を仕様書で確認しましょう。
通信回路と結合コンデンサの役割
通信回路の結合コンデンサは、回路間の直流電圧を分離しながら交流信号を渡すためのハイパスフィルターとして働きます。
増幅段どうしをつなぐ回路では、それぞれの段が異なる直流バイアス電圧で動作していることがあります。
直結すると次段の動作点が変わるため、コンデンサを直列に入れて交流成分だけを伝えます。
このとき、コンデンサと次段の入力抵抗によってカットオフ周波数が決まります。
通信信号の最低周波数成分よりカットオフ周波数が高いと、波形が傾いたり、長い連続信号で基準電位がずれたりすることがあります。
デジタル信号でも、連続する同じ値が長い場合には低周波成分が重要になるため注意が必要です。
たとえば矩形波を結合コンデンサで通すと、パルスの平らな部分が時間とともに下がる現象が見られることがあります。
これはコンデンサの充放電によるもので、ベースラインの変動として現れます。
必要なデータ速度だけでなく、符号形式、連続するビットの偏り、受信回路のしきい値も考慮して設計します。
入力抵抗が小さく変動する回路では、計算したカットオフ周波数も変わるため、最小値を基準に余裕を持たせます。
| 用途 | 除去したい成分 | 設定時の着眼点 |
|---|---|---|
| マイク入力 | 風切り音、振動、超低域 | 残したい声や楽器の最低域より低く設定 |
| 振動センサー | 姿勢変化、ゆっくりしたドリフト | 観測する最低振動数との距離を確保 |
| 結合コンデンサ | 段間の直流電圧 | 信号の低周波成分や波形の傾きを確認 |
| 計測アンプ | 直流オフセット、温度ドリフト | 測定時間と必要な変化速度を基準に設定 |
部品誤差と実装時の注意点
続いては実際の回路で計算値を活かすための注意点を確認していきます。
抵抗とコンデンサの許容差
実際のカットオフ周波数は、抵抗とコンデンサの許容差によって計算値からずれます。
抵抗には1パーセントや5パーセントなどの許容差があります。
コンデンサは種類によって差が大きく、特に容量の大きな部品では許容差が広いものもあります。
カットオフ周波数はRとCの積に反比例するため、どちらかが大きくなれば周波数は低くなります。
たとえば計算上100 Hzの回路でも、部品誤差によって実際には90 Hzや110 Hz付近になる可能性があります。
厳密な周波数が必要な測定器や音響機器では、許容差の小さい部品を選ぶか、調整用の抵抗を使う方法があります。
一方で、単純な直流カットやノイズ対策では、数パーセント程度のずれが問題にならないことも多いでしょう。
必要以上に高精度な部品を選ぶと、コストや入手性が悪化する場合があります。
用途に対してどの程度の周波数誤差まで許容できるかを先に決めると、適切な部品選びにつながります。
温度変化や経年変化も影響するため、長期間の安定性が必要な用途では部品の特性表も確認します。
信号源抵抗と負荷抵抗の影響
ハイパスフィルターのRは、回路図に描いた抵抗だけではなく、接続先を含む実効抵抗になる場合があります。
信号源に内部抵抗があると、コンデンサと組み合わさる抵抗値が変化します。
後段の入力抵抗が外付け抵抗と並列になる場合も、実際の抵抗値は小さくなります。
たとえば100 kΩの抵抗を置いても、後段入力が100 kΩなら並列合成抵抗は50 kΩです。
この状態でコンデンサ容量を変えなければ、カットオフ周波数は想定より高くなります。
高インピーダンスの回路では、基板の汚れ、湿気、測定器の入力抵抗さえ影響することがあります。
オシロスコープで測定する際も、プローブの入力容量や入力抵抗が回路に加わります。
設計値と実測値が合わない場合は、部品の故障だけを疑うのではなく、接続した機器を含めた回路を見直します。
| 確認項目 | 周波数への影響 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 信号源の内部抵抗 | 実効抵抗が増減する | 機器仕様、回路図の確認 |
| 後段の入力抵抗 | 並列接続で抵抗値が小さくなる | データシート、入力回路の確認 |
| 測定器の入力条件 | 抵抗と容量が追加される | プローブ仕様の確認 |
| コンデンサの許容差 | 周波数が設計値からずれる | 部品仕様、実測 |
| 温度変化 | 容量や抵抗値が変化する | 使用環境、温度特性の確認 |
実効抵抗を計算に入れることで、試作後の修正回数を減らせます。
特に外部機器へ接続する回路では、接続先が変わったときの条件も想定しておくと安心です。
ハイパスフィルターの計算方法とカットオフ周波数のまとめ
ハイパスフィルターのカットオフ周波数は、RC回路ではf=1÷2πRCの式で求められます。
RはΩ、CはFへ単位をそろえて計算することが基本です。
カットオフ周波数では出力電圧が約0.707倍となり、そこから低い周波数ほど信号は弱くなります。
目的の周波数から部品値を逆算するときは、入手しやすいコンデンサ値を選んで抵抗値を調整すると扱いやすいでしょう。
オーディオ、センサー、通信回路では、除去したい低周波成分と残したい信号帯域の両方を見て設定する必要があります。
実際には部品の許容差、信号源の内部抵抗、後段の入力抵抗もカットオフ周波数へ影響します。
まずは計算式で目安を出し、試作後に周波数特性を測定して必要に応じて部品値を調整してみてください。