会社員として働いている人は少なからず「仕事で評価されたい」と思っていることが多いです。ただ、その気持ちが強すぎると周囲に迷惑をかけやすくなることも事実です。
例えば、本来では8時間労働を基準にして必ず昼休みを挟まないといけないですが、「職場にて昼休みにまで仕事を行い、頑張っているアピールをする」ことなどを行う人がいるわけです。
このような場合、周囲の適切なレベルの自己承認欲求を持っている人からすると、この昼休みにまで仕事をされると、うるさいと感じうまく昼に休めなくなるなどの弊害をうけてしまうといえます。
ここでは、この職場にて昼休みにアピールで仕事を行う人にうるさい、迷惑と感じる場合の上手な対処方法についてパターン別に解説していきます。
会社にて昼休みにまで仕事を頑張る人への対処方法【アピールもあり?】
それでは毎日のように昼休みにまで仕事を行う人がそのような行動をとる理由別に、各々の対処方法について詳細を確認していきます。
昼休憩にまで仕事を頑張る人への対策その1 本当にたくさんの仕事を振られている場合
あまり多いケースではないですが、一部の方では本当にたくさんの仕事が与えられているがあまり、昼休みにまで業務をしないとどうしても処理しきれないような方がいます。
この場合には、本人も昼休憩にまでも仕事をしたくないと感じていることも多く、本人に問題があるというよりもその職場の組織構成などのバランス面に原因があるといえます。
ただ、昼休憩時に周りで仕事をされる側からするとどのような理由があってもやはりうるさい・迷惑と感じてしまうため、適切な対処をとるといいです。
具体的には、
・部内のミーティングがある際に、部内での仕事分担のバランスが崩れており、毎日のよう昼休憩時にも仕事をしないといけない状態になっている人がいることを議題にあげて皆で解決する
・部内にて報告しにくい雰囲気であれば、中立的な部署の人事などの相談してみる
・昼休み時に仕事をされることを不快に感じていることをやんわりと伝え、その人自身が仕事をふられすぎないような状況に改善してもらう
といいです。
もちろん周囲の環境・立場によっても最適な方法が変化するため柔軟に対応していきましょう。
昼休憩にまで仕事を頑張る人への対策その2 個人の能力が極端に低い場合
なお、仕事ができる人とは真逆で、仕事の効率が極端に低い場合にも昼休みにまでも仕事をしないといけない状況になっていることがあります。
このようなケースでは主な原因がその本人となっているため、その当事者に関係する面からのアドバイスをするといいです。
具体的には、
・昼休みにまでも仕事をしないといけない状態になっている人のサポートをし(昼休憩時間において)、本人の成長を促す もしくは 補佐的な業務を手伝う
・連日で昼休みをとらずに仕事を行っていると逆に効率が落ちることも多いので、めりはりをつけた仕事をすべきと提案してみる
・成長できるまでは仕事の割り当て分を下げてもらうよう、上司や部署全体に本院から提案してもらう
などの対処方法が挙げられます。
なお本人が自身をなくしており、ナイーブに合っている場合も多いため、伝え方は「やさしく、慎重に」行うようしておくといいですね
昼休憩にまで仕事を頑張る人への対策その3 仕事を頑張っているアピールの場合
上述のどちらでもなく「昼休みまで頑張っていた方がアピールにつながる」と考えているために、それほど忙しくないにも関わらず昼休憩にまでも仕事をしている人が意外と多いです。
これは自己承認欲求が強かったり、出世欲が強かったりが原因で起こることといえますが、昼休憩時にまで業務を頑張ったからといって、周囲からの評価アップにつながることは少ないといえます。
それどころか昼にきちんと休憩をとっていなかったあまり徐々に仕事の効率がさがっていき、上述の「個人の能力が低いような人」に近づく恐れもあるわけです。
そのため、このようなパターンで昼休みにまでも業務を行う人に対しては
・相手の自己肯定感を高めるような言い方を混ぜつつ、昼休みに仕事をするのをやめてもらう(~さんが仕事できるからたくさんの業務が回ってくるんだろうけど、昼まで頑張っていると体壊しちゃうんじゃない?などと)
・こちらから直接伝えるのではなく、信頼できる上司などに相談し、上司からこの人に自己肯定感、承認欲求を満たしてあげるような言い方で、昼に休憩をとるよう働きかけてもらう(~はしっかり仕事をこなしているし、頑張りすぎているからきちんと休もう!など)
の対策をとるといいです。
昼休みにも仕事をする人がほとんどな会社は転職すべき【うるさい・迷惑と感じた場合】
ただ、昼休憩時にも業務をこなすことが普通になっている、ほとんどの人が休憩なしで働いているような会社であれば、いくら上で記載したような改善策をとろうとしても難しいです。
このようなケースでは、会社で大きなトラブルが発生しないかぎり、その働き方は変わらない可能性が高いためです。いわゆるブラック企業に近いわけです。
そのため相手や職場と相談するのではなく、あなた自身が退職・転職を間上げたほうがいいわけです。その会社に勤務していると見えている景色が「当たり前のこと」となっていきますが、実際のところ企業によってその働き方。ホワイト度は大きく異なります。
きちんと昼休みの休憩をとれ、ほぼ定時で帰れる、年収もいいような企業も山のようにあるわけです。
もしあなたがその企業に未練がない、かつ周囲の多くが昼休みまで仕事を継続しておりそれにうるさい、迷惑と感じているのであれば、こちらの転職のメリット、デメリットを踏まえたうえで行動に移すのがおすすめです。
あなたの人生は一度きりのため、重いたったときに一基に行動に移していきましょう。
まとめ 昼休みまで仕事をする人にうるさい・迷惑と感じる場合の対処方法は?【仕事でのアピール】
ここでは、昼休みまで仕事をする人にうるさい・迷惑と感じる場合の対処方法についてパターン別に解説しました。
昼休憩をとらず業務を継続する理由には複数ありますがいずれも、本人もしくは職場全体と相談し、改善策を考えるのがいいです。
ただ、企業によってはこの改善策を明らかに受け入れてもらえないようなところも多くあるため、そのような場合ではあなた自身が転職を考慮にいれるのがおすすめです。
一度きりの人生ですのであなたのストレスが低減、快適度が上がる対策をどんどん行い、あなたの人生をより充実したものにしていきましょう。