この記事ではエクセルでの3乗の計算式・表示・入力・打ち方(関数や数式:n乗:累乗:べき乗)について解説していきます。
ポイントは、以下の通りです。
・ハット(^)を使った3乗の計算方法
・POWER関数を使った3乗の計算方法
・上付き文字での3乗の表示方法
・マクロを使った3乗の計算方法
エクセル操作は1つ1つ追っていけば必ずうまくできるため、ぜひ本記事を参考にスキルアップにつなげてくださいませ♪
エクセルでの3乗の計算方法【^:ハット】
それでは以下のサンプルを用いて、ハット(^)を使った3乗の計算方法を確認していきます。
B2セルに5と入力し、C2セルに次の数式を入力します。
ENTERで処理を確定させます。
すると、5の3乗である125が表示されます。
ここで、列全体に3乗の計算をオートフィルで反映させたい場合は、C2セルの右下にカーソルを合わせてダブルクリックするか、ドラッグしてC列全体に引っ張ります。
エクセルでの3乗の計算方法【関数】
続いては、POWER関数を使った3乗の計算方法を確認していきます。
B2セルに次の数式を入力します。
ENTERで処理を確定させます。
POWER関数の第1引数にはべき乗の底となる数(ここではB2セル)、第2引数にはべき指数(ここでは3乗なので3)を入力します。
オートフィルの操作は同様に行えば、B列全体に3乗の計算が反映されます。
1つずつ丁寧に理解することがポイント♪
エクセルでの3乗の表示方法【^や上付き文字】
続いては、3乗を視覚的に分かりやすく表示する方法を見ていきます。
まず、セル内で5の右側に^を入力し、その右側に3と入力します。
するとセル内で5の3乗が表示されます。ただし計算はされていないので注意しましょう。
また、3を選択して上付き文字の書式設定を行うことでも同様の表示になります。
数式バーの右側にあるボタンから設定できます。
エクセルでの3乗の計算方法【マクロ】
最後に、マクロを使った3乗の計算方法を確認していきます。
開発タブからVisual Basic Editorを開き、次のコードを入力します。
Sub Cube()
Dim i As Long
For i = 2 To Range("B" & Rows.Count).End(xlUp).Row
Range("C" & i).Value = Range("B" & i).Value ^ 3
Next i
End Sub
このマクロでは、B列の2行目から最終データ行まで順番にループ処理を行い、各行のC列セルにB列セルの3乗した値を出力します。
コードを入力したら、Excel画面に戻りマクロを実行します。
まとめ
この記事では【Excel】エクセルでの3乗の計算式・表示・入力・打ち方(関数や数式:n乗:累乗:べき乗)について解説しました。
ハット演算子やPOWER関数、上付き文字のほか、マクロを使った処理方法も学びました。
エクセルの扱いになれ、さらに快適な毎日を過ごしていきましょう!