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「履歴書」の敬語(尊敬語・丁寧語・謙譲語)は?ビジネスメールでの使い方と例文も!言い換え表現も解説!

履歴書の敬語の一覧表
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「履歴書」の敬語(尊敬語・丁寧語・謙譲語)は?ビジネスメールでの使い方と例文も!言い換え表現も解説!

就職や転職の応募では、履歴書をメールで送付したり、採用担当者から提出について案内を受けたりする場面があります。

その際に「履歴書を見てください」「履歴書を送ります」と書くと、内容は伝わっても少しぶっきらぼうな印象になることがあるでしょう。

履歴書そのものに固有の尊敬語や謙譲語があるわけではありませんが、前後の動詞や言い換え表現を整えることで、失礼のない自然な文章になります。

大切なのは、履歴書を誰が扱うのかを意識し、相手の行為には敬意を示し、自分の行為にはへりくだった表現を選ぶことです。

履歴書の敬語の一覧表

履歴書の敬語の一覧表

それではまず履歴書の敬語の一覧表について解説していきます。

履歴書は書類名なので、敬語に変化させるよりも、送付、確認、提出、返却などの動詞を適切に使い分けることが基本です。

尊敬語と丁寧語と謙譲語の使い分け

採用担当者や面接官の行為に触れる場合は尊敬語を用います。

自分が履歴書を提出する場合は謙譲語を選び、一般的な案内や書類の説明では丁寧語を使うと読みやすくなります。

場面 尊敬語 謙譲語 丁寧語
履歴書を見る行為 履歴書をご確認になる 履歴書をご確認いただく 履歴書を確認する
履歴書を受け取る行為 履歴書をお受け取りになる 履歴書をお受け取りいただく 履歴書を受け取る
履歴書を提出する行為 履歴書をご提出になる 履歴書を提出いたします 履歴書を提出します
履歴書を送る行為 履歴書をお送りになる 履歴書をお送りいたします 履歴書を送付します
履歴書を読む行為 履歴書をご覧になる 履歴書をご覧いただく 履歴書を見る
履歴書に目を通す行為 履歴書にお目通しになる 履歴書にお目通しいただく 履歴書に目を通す
履歴書を返す行為 履歴書をご返却になる 履歴書をご返却いただく 履歴書を返却する

「ご確認いただく」は、相手に確認してもらうことへの敬意を含む表現です。

一方で「ご確認させていただく」は、自分が確認する意味になりやすいため、送付メールでは使いどころに注意が必要でしょう。

応募者が使いやすい表現の一覧

応募者が採用担当者へメールを送る場合は、自分の行為を控えめに示す表現が中心になります。

「送付いたします」「提出いたします」「ご査収ください」は、履歴書のメールで特に使いやすい組み合わせです。

伝えたい内容 自然な敬語表現 避けたい表現
履歴書を添付した 履歴書を添付のうえ送付いたします 履歴書を送ります
履歴書を見てほしい ご査収のほどお願いいたします 見てください
確認してほしい ご確認いただけますと幸いです 確認してください
指定どおり提出した ご指定いただいた履歴書を提出いたします 言われた履歴書を出します
不足があれば知りたい 不備等がございましたらご指摘ください 足りないものがあれば言ってください
選考をお願いしたい ご検討のほどよろしくお願いいたします よろしく見てください

「ご査収」は内容を確認して受け取る意味を持つため、履歴書や職務経歴書を添付するメールと相性のよい語句です。

ただし、相手に急いで確認してほしい意味までは含まれないため、期限がある場合は別に事情を簡潔に添えます。

採用担当者から使われる表現の一覧

企業側から応募者へ連絡する場合は、応募者の履歴書に対して丁寧な言葉を選びます。

書類そのものを過度に持ち上げる必要はありませんが、応募者が行った提出や記載への配慮を示すと、印象のよい案内になります。

場面 企業側の表現例
受領を伝える場合 ご提出いただいた履歴書を確かに受領いたしました
確認中である場合 お送りいただいた履歴書を拝見しております
追加書類を求める場合 恐れ入りますが、履歴書のご提出をお願いいたします
記載修正を求める場合 お手数をおかけしますが、履歴書の記載内容をご確認ください
返却を案内する場合 お預かりした履歴書は責任をもって返却いたします
選考終了を伝える場合 ご提出いただいた履歴書をもとに慎重に選考いたしました

履歴書の敬語では、書類名を無理に敬語化する必要はありません。

相手の行為には「ご提出いただく」「お送りいただく」、自分の行為には「提出いたします」「送付いたします」を使うと、関係性が伝わりやすくなります。

履歴書を表す言い換え表現

続いては履歴書を表す言い換え表現を確認していきます。

同じ言葉を何度も繰り返すと文章が単調になるため、状況に応じて応募書類や提出書類などへ言い換える方法も有効です。

応募書類という言い換え

履歴書と職務経歴書をまとめて扱う場合には、「応募書類」が便利です。

複数のファイルを添付するメールで「履歴書と職務経歴書を送付いたします」と何度も書くより、「応募書類を送付いたします」とまとめると簡潔になります。

ただし、履歴書だけを提出する場面では、応募書類よりも「履歴書」と明記したほうが誤解を防げます。

使用例

応募書類一式を添付いたしましたので、ご査収のほどよろしくお願いいたします。

なお、履歴書および職務経歴書の二点を添付しております。

「一式」は複数の書類がそろっていることを示す言葉です。

添付漏れがないことを伝えたいときにも役立つ一方、添付が一件だけの場合は使わないほうが自然でしょう。

提出書類という言い換え

企業から指定された書類に焦点を当てるときは、「提出書類」という表現が適しています。

履歴書だけでなく、卒業証明書、資格証明書、ポートフォリオなどが含まれるケースで使われることが多い言葉です。

採用担当者からの案内に対して返信する際には、「ご案内いただいた提出書類を送付いたします」と書くと丁寧な印象になります。

「提出書類を提出いたします」は同じ語が重なるため、「提出書類を送付いたします」または「必要書類を提出いたします」と整えるとよいでしょう。

応募時の資料という言い換え

求人サイトのフォームやカジュアルな案内では、「応募時の資料」「選考資料」と表現されることもあります。

ただし、正式なメールでは履歴書や応募書類のほうが一般的で、意味も明確です。

特に個人情報を含む履歴書では、何を送ったのか相手がすぐ判断できる表現を優先することが大切になります。

言い換えは文章を整えるための手段であり、書類名を曖昧にするためのものではありません。

履歴書送付メールの基本構成

続いては履歴書送付メールの基本構成を確認していきます。

件名、宛名、あいさつ、用件、添付書類、結びの順に並べると、採用担当者が短時間で内容を把握できます。

件名と宛名の整え方

件名には、応募者名と用件を入れることが基本です。

採用担当者は多くのメールを受け取るため、件名だけで応募に関する連絡だと分かることが重要でしょう。

件名の例

応募書類送付の件 氏名

履歴書送付の件 氏名

営業職応募書類の送付 氏名

宛名は会社名、部署名、担当者名の順に記載します。

担当者名が分かる場合は「株式会社〇〇 人事部 〇〇様」とし、分からない場合は「株式会社〇〇 採用ご担当者様」とするのが一般的です。

「採用担当者様」と「ご担当者様」を重ねた「採用担当者様各位」のような表現は不自然になりやすいため、どちらか一方にします。

本文で使う自然な敬語

本文の冒頭では、氏名と応募の目的を簡潔に伝えます。

自己紹介を長く書きすぎるより、どの求人に応募したのか、何の書類を添付したのかを明確にするほうが実務的です。

本文の例

お世話になっております。

求人情報を拝見し、営業職に応募させていただきたくご連絡いたしました。

履歴書および職務経歴書を添付いたしましたので、ご査収のほどよろしくお願いいたします。

ご多忙のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。

「応募させていただく」は、応募先の募集に対して許可を得る意味合いが自然に成り立つため、応募メールで使われることがあります。

ただし、頻繁に使うと回りくどく見える場合もあるため、「応募いたします」とする選択肢も覚えておくと安心です。

履歴書の送付では、相手に行為を強く求める「ご確認ください」より、「ご査収のほどお願いいたします」が穏やかです。

添付ファイルと送信前の確認

履歴書をメール添付する際は、本文だけでなくファイル名にも注意が必要です。

「履歴書 氏名 提出日」のように、誰の書類かを判別しやすい名称にすると、採用担当者の手間を減らせます。

確認項目 確認内容
ファイル名 履歴書_氏名_提出日など、内容と本人が分かる名前か
ファイル形式 募集要項で指定されたPDFやExcelなどの形式か
添付漏れ 履歴書、職務経歴書、ポートフォリオなどがそろっているか
送信先 宛先のメールアドレスに誤りがないか
本文 企業名、担当者名、職種名、氏名に誤字がないか
個人情報 不要な情報や古い住所、誤った連絡先が残っていないか

パスワード付きファイルを求められた場合は、企業の指定手順に従います。

指定がない場合は、一般的な暗号化方式が受信側の負担になることもあるため、募集要項を優先して判断してください。

相手別の履歴書敬語の使い方

続いては相手別の履歴書敬語の使い方を確認していきます。

同じ履歴書に関する連絡でも、応募者、転職エージェント、社内担当者では自然な言い方が少しずつ異なります。

企業の採用担当者へ送る場合

企業へ直接送るメールでは、簡潔さと正確さが特に大切です。

「履歴書を添付いたしましたので、ご査収ください」「ご確認のほどお願いいたします」といった表現を軸にすると、過不足のない文章になります。

相手が書類を確認することを表す場合は、「ご査収」「ご確認」「ご覧いただく」を文脈に応じて使い分けます。

「履歴書をご拝見ください」は、謙譲語の「拝見」を相手の行為に使っているため不適切です。

相手が見る場合は「ご覧ください」または「ご確認ください」、自分が見る場合は「拝見いたします」と覚えると混乱しにくくなります。

転職エージェントへ送る場合

転職エージェントに履歴書の添削や推薦を依頼する場合は、依頼内容を具体的に書くことがポイントです。

単に「履歴書を見てください」と書くより、「履歴書を添付いたしましたので、記載内容についてご確認いただけますと幸いです」とすると、目的が明確になります。

エージェントへのメール例

お世話になっております。

履歴書を作成いたしましたので、添付にてお送りいたします。

応募先企業に合わせた内容になっているか、ご確認いただけますと幸いです。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

添削を希望する箇所がある場合は、志望動機、職歴、自己PRなどを具体的に示すと、やり取りが円滑になります。

修正後に再送する際は、「ご指摘を踏まえて履歴書を修正いたしました」と書くと経緯も伝わるでしょう。

社内の担当者へ提出する場合

社内公募や異動申請などで履歴書を提出する場合も、基本は社外メールと同じです。

ただし、普段からやり取りのある上司や人事担当者に対しては、定型的なあいさつを短くしても失礼には当たりません。

「履歴書をお送りしますので、ご確認をお願いいたします」でも十分ですが、正式な選考書類であることを踏まえ、「履歴書を添付いたします。ご査収のほどお願いいたします」と整えると安心です。

親しい関係であっても、「履歴書見ておいてください」のようなくだけた表現は避けたほうがよいでしょう。

履歴書の敬語で避けたい表現

続いては履歴書の敬語で避けたい表現を確認していきます。

敬語は丁寧にしようとするほど、二重敬語や敬語の方向の誤りが起こりやすくなります。

二重敬語になりやすい表現

二重敬語とは、一つの言葉に必要以上の敬語を重ねた表現です。

たとえば「ご覧になられる」は、「ご覧になる」と「られる」が重なっています。

避けたい表現 自然な表現 理由
履歴書をご覧になられますか 履歴書をご覧になりますか 尊敬表現が重なっているため
履歴書をご確認いただけますでしょうか 履歴書をご確認いただけますか 丁寧表現を重ねすぎるため
履歴書を拝見させていただきます 履歴書を拝見いたします させていただくが不要なため
履歴書をご送付いたします 履歴書を送付いたします 自分の行為に「ご」を付ける必要がないため

「ご送付」は相手が送る行為に使うことが多い語です。

自分が履歴書を送るときは、「送付いたします」「お送りいたします」が自然になります。

敬語の向きが逆になる表現

敬語では、誰の行為を高めるのかを確認することが重要です。

自分の行為に尊敬語を使うと、相手を立てるはずの文章が不自然になります。

「履歴書をご拝見ください」は、相手に「拝見」を使わせる形になるため避けます。

この場合は「履歴書をご確認ください」や「履歴書をご覧ください」が適切です。

迷ったときは、行為の主語を補って考えると、尊敬語と謙譲語の方向を判断しやすくなります。

強すぎる依頼と曖昧な表現

履歴書の確認を依頼する際に、「必ず確認してください」「至急見てください」と書くと、事情によっては強い印象を与えることがあります。

急ぎの事情がある場合でも、「恐れ入りますが、可能でしたら〇月〇日までにご確認いただけますと幸いです」と期限と理由を丁寧に伝えるほうがよいでしょう。

履歴書の提出では、丁寧さだけでなく分かりやすさも大切です。

過度に長い敬語よりも、書類名、添付の有無、依頼内容を簡潔に示すメールのほうが、採用担当者にとって確認しやすくなります。

「よろしくお願いします」は日常的な表現ですが、応募メールでは「よろしくお願いいたします」とすると、より整った印象になります。

結びの言葉を何度も繰り返さず、一度だけ自然に置くことも読みやすさにつながります。

履歴書敬語のまとめ

履歴書には単独の尊敬語、謙譲語、丁寧語があるわけではなく、送付、提出、確認、閲覧といった行為に合わせて敬語を選びます。

自分が履歴書を送るときは「履歴書を送付いたします」「履歴書を提出いたします」、相手に確認をお願いするときは「ご査収のほどお願いいたします」「ご確認いただけますと幸いです」が自然です。

相手の行為には尊敬語、自分の行為には謙譲語という基本を守れば、履歴書に関するメールは大きく迷わず作成できます。

また、履歴書と職務経歴書をまとめる場合は「応募書類」、企業から指定された書類を指す場合は「提出書類」と言い換えると、文章に変化を付けられます。

送信前には添付ファイル、ファイル名、宛先、企業名、担当者名を見直し、誤字や添付漏れのない状態で送ることが重要でしょう。

丁寧で分かりやすい敬語を使い、履歴書の内容と同様に誠実な印象を届けてください。