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【Excel】エクセルで「ディスクがいっぱいです」エラーの原因と対処法(容量不足:一時ファイル:保存できないなど)

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エクセルでファイルを保存しようとした際に、「ディスクがいっぱいです」というエラーメッセージが表示されることがあります。

このエラーは、文字通りディスクの空き容量不足が原因の場合もあれば、一時ファイルの蓄積や保存先の設定問題が原因となっている場合もあるでしょう。

実際にはディスクに十分な空き容量があるにもかかわらず、このエラーが表示されるケースも少なくありません。

本記事では、エクセルで「ディスクがいっぱいです」エラーが発生する原因と、容量確認、一時ファイルの削除、保存先の変更など具体的な対処法を詳しく解説いたしますので、ぜひ参考にしてくださいませ。

「ディスクがいっぱいです」エラーの主な原因

それではまずエラーの原因について解説していきます。

このエラーにはいくつかの異なる原因があり、それぞれ対処法が異なります。

実際のディスク容量不足

最も単純な原因は、保存先のドライブに実際に空き容量がない状態です。

Cドライブに大量のファイルやアプリケーションが保存されていると、エクセルファイルを保存するための空き容量が不足してしまいます。

容量不足の確認方法

1. エクスプローラーを開く

2. 「PC」または「このPC」を選択

3. 各ドライブの空き容量を確認

Cドライブの空き容量が数GB以下の場合は要注意

一般的には、システムドライブには最低でも10GB以上の空き容量を確保しておくことが推奨されます。

一時ファイルの蓄積

エクセルは作業中に一時ファイルを作成し、Tempフォルダに保存します。

通常はエクセルを終了すると自動的に削除されますが、異常終了などが原因で残ってしまうことがあるでしょう。

一時ファイルが大量に蓄積されると、ディスク容量を圧迫してエラーの原因となります。

保存先パスの長さの問題

Windowsには、ファイルパスの長さに制限があります。

深い階層のフォルダにファイルを保存しようとすると、パスが長くなりすぎてエラーが発生する場合があるのです。

Windowsの標準的なパス長制限は260文字です。この制限を超えると、実際にはディスクに空き容量があっても「ディスクがいっぱいです」というエラーが表示されることがあります。

ディスクの空き容量を確認・確保する方法

続いてはディスクの空き容量の確認と確保について確認していきましょう。

まずは実際の空き容量を正確に把握することが重要です。

ディスククリーンアップを実行する

Windowsには、不要なファイルを自動的に削除する「ディスククリーンアップ」という機能があります。

この機能を使えば、一時ファイルやごみ箱の内容、古い更新ファイルなどを一括で削除できるでしょう。

ディスククリーンアップの実行手順

1. エクスプローラーで対象ドライブを右クリック

2. 「プロパティ」を選択

3. 「ディスクのクリーンアップ」ボタンをクリック

4. 削除するファイルの種類を選択

5. 「OK」をクリックして実行

「システムファイルのクリーンアップ」を選択すると、さらに多くの不要ファイルを削除できます。

大容量ファイルを見つけて整理する

ディスク容量を大量に消費しているファイルを特定して整理することも有効です。

エクスプローラーの検索機能や、サードパーティのディスク分析ツールを使うと便利でしょう。

大容量ファイルの検索方法

1. エクスプローラーでCドライブを開く

2. 検索ボックスに「size:>100MB」と入力

3. 100MB以上のファイルが一覧表示される

4. 不要なファイルを削除または移動

動画ファイル、古いインストーラー、使っていないアプリケーションなどが容量を圧迫している場合が多いです。

別のドライブに保存する

Cドライブの空き容量が少ない場合、DドライブやUSBメモリ、外付けハードディスクなどに保存することも選択肢になります。

エクセルの「名前を付けて保存」で保存先を変更するだけで対応できるでしょう。

ただし、ネットワークドライブやクラウドストレージに保存する場合は、接続状態によってエラーが発生する可能性があるため注意が必要です。

一時ファイルを削除する方法

続いては一時ファイルの削除方法について確認していきましょう。

一時ファイルの蓄積は、ディスク容量不足の隠れた原因となることが多いです。

Tempフォルダの一時ファイルを削除する

Windowsには、一時ファイルを保存するTempフォルダが2つあります。

ユーザー用とシステム用のフォルダで、それぞれ手動で削除することができるでしょう。

Tempフォルダの場所

ユーザー用:C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Temp

システム用:C:\Windows\Temp

または、「ファイル名を指定して実行」(Win+R)で「%temp%」と入力

これらのフォルダ内のファイルは、基本的に全て削除しても問題ありません。

ただし、使用中のファイルは削除できないため、エラーが表示された場合はスキップしてください。

エクセルの一時ファイルを特定して削除する

エクセルが作成する一時ファイルは、通常「~$」で始まるファイル名になっています。

また、拡張子が「.tmp」のファイルも一時ファイルの可能性が高いでしょう。

エクセル一時ファイルの検索

1. エクスプローラーの検索ボックスで「~$*.xl*」と入力

2. エクセル関連の一時ファイルが表示される

3. エクセルを全て閉じた状態で削除

一時ファイルを削除する前には、必ずエクセルを含む全てのOfficeアプリケーションを終了させておくことが重要です。

ストレージセンサーで自動削除を設定する

Windows 10以降には、ストレージセンサーという機能があり、一時ファイルを自動的に削除する設定ができます。

この機能を有効にしておけば、定期的に一時ファイルが削除されるため、容量不足を予防できるでしょう。

ストレージセンサーの設定

1. 設定→システム→記憶域を開く

2. 「ストレージセンサー」をオンにする

3. 「ストレージセンサーを構成する」で詳細設定

4. 一時ファイルの削除間隔を設定

毎日、毎週、毎月など、自動削除の頻度を選択できます。

ファイルパスと保存先に関する対処法

続いてはファイルパスの問題への対処法について確認していきましょう。

保存先のパスが長すぎることが原因でエラーが発生している場合の対策です。

保存先のフォルダ階層を浅くする

ファイルパスが260文字を超えると、保存に失敗する可能性があります。

深い階層のフォルダではなく、より浅い場所に保存することで解決できるでしょう。

パスを短くする方法

・デスクトップやドキュメントフォルダ直下に保存

・フォルダ名を短くする

・ファイル名自体を短縮する

・Cドライブ直下に作業用フォルダを作成

特に、OneDriveやDropboxなどのクラウドストレージを経由している場合、パスが長くなりやすいため注意が必要です。

ネットワークドライブの接続を確認する

ネットワーク上の共有フォルダに保存しようとしている場合、接続が不安定だとエラーが発生します。

ネットワークドライブが正しく接続されているか、ネットワークの状態が安定しているかを確認してください。

一時的にローカルドライブに保存してから、後でネットワークドライブに移動するという方法も有効でしょう。

読み取り専用属性を解除する

保存先のフォルダやファイルに読み取り専用属性が設定されていると、上書き保存ができずにエラーになることがあります。

ファイルやフォルダのプロパティから、読み取り専用のチェックを外してください。

原因 対処法 効果
実際の容量不足 ディスククリーンアップ 即座に空き容量を確保
一時ファイル蓄積 Tempフォルダの削除 数GB〜数十GBの空き容量
パスの長さ制限 保存先を浅い階層に変更 パスエラーの解消
ネットワーク接続 ローカル保存に変更 接続エラーの回避
読み取り専用 属性の解除 上書き保存が可能に

エクセルの設定とその他の対処法

続いてはエクセル自体の設定に関する対処法について確認していきましょう。

エクセルの動作設定を調整することで、エラーを回避できる場合もあります。

自動保存機能を一時的に無効にする

自動保存機能が有効になっていると、保存処理が頻繁に実行されるため、容量不足の状態では問題が起きやすくなります。

一時的に自動保存を無効にして、手動保存に切り替えることも選択肢でしょう。

自動保存の無効化

1. ファイル→オプション→保存を開く

2. 「次の間隔で自動回復用データを保存する」のチェックを外す

3. または、OneDrive上のファイルの場合は画面上部の自動保存スイッチをオフ

ただし、自動保存を無効にすると、予期しない終了時にデータが失われるリスクが高まるため注意が必要です。

エクセルのキャッシュをクリアする

エクセルは動作を高速化するためにキャッシュを使用していますが、このキャッシュが破損するとエラーの原因になることがあります。

エクセルを完全に終了し、再起動することでキャッシュがクリアされるでしょう。

それでも解決しない場合は、Officeの修復機能を使うことも検討してください。

別の形式で保存してみる

現在の形式(.xlsxや.xlsm)で保存できない場合、一時的に別の形式で保存することで回避できる可能性があります。

例えば、.xlsxで保存できない場合、.xlsや.csvで保存してみることも有効でしょう。

保存形式を変更すると、一部の機能や書式が失われる可能性があります。あくまで緊急の対処法として、まずはデータを保護することを優先し、後で適切な形式に変換することをお勧めいたします。

まとめ

エクセルで「ディスクがいっぱいです」エラーが発生する原因は、実際のディスク容量不足、一時ファイルの蓄積、ファイルパスの長さ制限、ネットワーク接続の問題など多岐にわたります。

まずはディスククリーンアップで実際の空き容量を確保し、Tempフォルダの一時ファイルを削除することが基本的な対処法です。

それでも解決しない場合は、保存先のフォルダ階層を浅くしたり、ローカルドライブに保存先を変更したり、読み取り専用属性を解除したりする方法を試してみてください。

エクセル側の設定としては、自動保存の無効化やキャッシュのクリア、保存形式の変更なども有効でしょう。

ストレージセンサーを活用して定期的に一時ファイルを自動削除する設定にしておけば、今後同様のエラーを予防できるため、ぜひ設定しておくことをお勧めいたします。