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10C8の計算方法や答えは(数学の確率・場合の数・組み合わせ・組み合わせ)? 求め方や覚え方のコツも!10C2と同じ?【なぜ】

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組み合わせの計算において、10C8は対称性の威力を最も実感できる計算の一つです。「10個から8個を選ぶ組み合わせ」という設定は、確率問題や場合の数の問題で登場するパターン。

「10C8の計算方法が分からない」「8個も選ぶと計算が超大変そう」「10C2と同じって本当?なぜそうなるの?」こうした疑問を持つ方は多いでしょう。8個も選ぶとなると、計算が極めて複雑に見えるかもしれません。

しかし実は、対称性を使えば一瞬で計算できます。10C8は10C2と等しく、わずか2個選ぶ計算に置き換えられるのです。この性質を理解すれば、一見不可能に見える計算も簡単に解けるようになるでしょう。

本記事では、10C8の計算方法と答えを基礎から丁寧に解説します。組み合わせの公式の使い方、10C2との対称性、効率的な計算テクニック、そして実践的な覚え方まで、確率・場合の数を完全にマスターするための情報を網羅的にお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

10C8とは?8個選ぶ組み合わせの意味

それではまず、10C8が何を表しているのかについて解説していきます。

10C8が表す具体的な状況

10C8は「10個の異なるものの中から8個を選ぶ組み合わせの総数」を意味します。ここで重要なのは、選ぶ順番は考慮しないという点です。

日常生活や試験問題でよく見られる具体例を見てみましょう。

10C8の具体例
・10人のクラスから8人を遠足に参加させる(2人を欠席させる)
・10科目から8科目を受講する(2科目を選ばない)
・10個の商品から8個を購入する(2個を購入しない)
・10枚のカードから8枚を選ぶ(2枚を残す)
・10人の候補から8人を合格させる(2人を不合格にする)

いずれの場合も、注目すべきは「選ばない2個」の方です。10個から8個を選ぶということは、言い換えればたった2個を選ばないということ。

この「選ばない側」に注目することが、10C8を理解する最大の鍵となります。8個を選ぶより、2個を選ばない方が圧倒的に計算が簡単だからです。

10C8と10C2の対称性

10C8を理解する上で最も重要なのが、10C2との関係です。実は、10C8 = 10C2という等式が成り立つのです。

視点 10C8 10C2
意味 10個から8個を選ぶ 10個から2個を選ぶ
別の視点 10個から2個を選ばない 10個から8個を選ばない
分子の掛け算 8個の掛け算(非常に複雑) 2個の掛け算(超簡単)
答え 45 45

この関係が成り立つ理由は、対称性の法則によるもの。10個から8個を選ぶことは、同時に2個を選ばないことを意味します。逆に、2個を選ぶことは8個を選ばないことと同じ。

つまり、選ぶ8個と選ばない2個が一対一で対応するため、組み合わせの総数も等しくなるのです。この性質を知っていれば、10C8を計算する際に10C2として計算できるため、効率が飛躍的に向上するでしょう。

なぜ10C8の理解が重要なのか

10C8は組み合わせの中でも、対称性の威力を最も実感できる例です。その理由を整理してみましょう。

10C8を学ぶ意義
1. 対称性がないと計算が事実上不可能
2. 「選ばない」視点の重要性を痛感できる
3. 計算効率化の決定的な差を体験できる
4. より大きな組み合わせへの応用力が身につく

特に重要なのは、対称性を使わないと計算が極めて困難だという点です。10C8を直接計算すると分子が8個の掛け算になり、ミスのリスクが非常に高くなります。しかし10C2に変換すれば、わずか2個の掛け算で済むのです。

この劇的な差を理解すれば、より大きな組み合わせ(例:100C98など)でも対称性を活用する重要性が分かるでしょう。10C8は、対称性の威力を学ぶ最良の教材なのです。

10C8の計算方法と答え

続いては、10C8の具体的な計算方法を確認していきます。

組み合わせの公式を使った直接計算(非推奨)

まず、10C8を公式に従って直接計算してみましょう。ただし、この方法は推奨されません

組み合わせの公式
nCr = n! / (r! × (n-r)!)10C8の場合:
n = 10、r = 8なので
10C8 = 10! / (8! × 2!)

階乗を展開してみましょう。

10! = 10 × 9 × 8 × 7 × 6 × 5 × 4 × 3 × 2 × 1
8! = 8 × 7 × 6 × 5 × 4 × 3 × 2 × 1 = 40,320
2! = 2 × 1 = 2

これを代入すると、8!が分子と分母で約分できます。

10C8 = (10 × 9 × 8!) / (8! × 2)
= (10 × 9) / 2
= 90 / 2
= 45

したがって、10C8の答えは45です。

対称性を活用した圧倒的に効率的な計算

実際の計算では、対称性を使った方法が圧倒的に効率的です。10C8 = 10C2という性質を使えば、計算が驚くほど簡単になります。

対称性を使った計算(推奨)10C8 = 10C(10-8) = 10C2に変換

10C2 = 10! / (2! × 8!)
= (10 × 9) / (2 × 1)
= 90 / 2
= 45

この方法なら、暗算でも計算可能です。10×9=90、90÷2=45と、わずか2ステップで答えが出ます。

さらにシンプルに考えると:

(10 × 9) / 2 = 10 × 4.5 = 45

または:
90 / 2 = 45

計算方法 分子の掛け算 計算時間 ミスのリスク
10C8を直接計算 8個 非常に長い 非常に高い
10C2に変換 2個(10×9) 数秒 ほぼゼロ
暗算 実質1ステップ 瞬時 ゼロ

この劇的な差は明白です。10C8を見たら反射的に10C2に変換する習慣をつけることが、計算力向上の鍵でしょう。

検算と答えの確認方法

計算ミスを防ぐため、答えが正しいか確認する方法を知っておきましょう。

10C8 = 45という答えが妥当かどうか、複数の角度からチェックできます。

答えの妥当性チェック1. 10C7 = 120より小さいはず → 45 < 120 ✓ 2. 10C9 = 10より大きいはず → 45 > 10 ✓
3. 10C2 = 45と等しいはず(対称性) → 45 = 45 ✓
4. 10C5 = 252より小さいはず → 45 < 252 ✓

また、パスカルの三角形の性質を使った検算も可能です。10C8 = 9C8 + 9C7という関係があります。

9C8 = 9
9C7 = 36
9 + 36 = 45 ✓

確かに正しい答えであることが確認できました。ただし、基本的には対称性を使って10C2として計算するのが最も確実で効率的でしょう。

10C8=10C2となる理由と対称性の本質

続いては、なぜ10C8と10C2が等しくなるのか、その本質を確認していきます。

対称性の法則とその威力

組み合わせには、nCr = nC(n-r)という重要な性質があります。これが対称性の法則です。

10の場合、以下のような対応関係が成り立ちます。

10の組み合わせにおける対称性
・10C0 = 10C10 = 1
・10C1 = 10C9 = 10
10C2 = 10C8 = 45
・10C3 = 10C7 = 120
・10C4 = 10C6 = 210
・10C5 = 10C5 = 252(中心で最大)

この法則が成り立つ理由を、公式から確認してみましょう。

10C8 = 10! / (8! × (10-8)!)
= 10! / (8! × 2!)

10C2 = 10! / (2! × (10-2)!)
= 10! / (2! × 8!)

分母の8!と2!の順序が入れ替わっただけで、掛け算なので結果は同じ。つまり、10C8 = 10C2が数学的に証明されるのです。

8個選ぶことと2個選ばないことの完全対応

具体例で考えると、対称性の意味がより明確になるでしょう。A、B、C、D、E、F、G、H、I、Jの10人がいるとします。

10C8(8人を選ぶ) 10C2(2人を選ぶ=8人を選ばない)
A〜Hを選ぶ(I、Jを残す) I、Jを選ぶ(A〜Hを選ばない)
A〜G、Iを選ぶ(H、Jを残す) H、Jを選ぶ
B〜I、Jを選ぶ(A、Jを残す) A、Jを選ぶ

10C8で「A、B、C、D、E、F、G、Hを選ぶ」という1つの組み合わせは、10C2で「I、Jを選ぶ(=A〜Hを選ばない)」という1つの組み合わせと完全に一対一で対応しています。

選ぶ8人と選ばない2人(=選ぶ2人)が対応するため、組み合わせの総数も必ず等しくなるわけです。この美しい対称性は、「選ぶ」と「選ばない」が表裏一体であることを示しているでしょう。

対称性を使わないことの致命的な非効率性

対称性を使う場合と使わない場合の違いを、具体的に見てみましょう。

10C8を直接計算した場合分子の計算:
10 × 9 × 8 × 7 × 6 × 5 × 4 × 3
= 90 × 8 × 7 × 6 × 5 × 4 × 3
= 720 × 7 × 6 × 5 × 4 × 3
= 5,040 × 6 × 5 × 4 × 3
= 30,240 × 5 × 4 × 3
= 151,200 × 4 × 3
= 604,800 × 3
= 1,814,400

分母の計算:
8! = 40,320

割り算:
1,814,400 ÷ 40,320 = 45

計算量が膨大で、ミスが避けられない

一方、10C2に変換した場合:

10C2として計算した場合分子の計算:
10 × 9 = 90

分母の計算:
2! = 2

割り算:
90 ÷ 2 = 45

計算は一瞬、ミスの可能性もゼロ

この差は圧倒的です。対称性を知っているかどうかで、解ける問題と解けない問題が分かれると言っても過言ではないでしょう。特に試験では時間が限られているため、対称性の活用は生命線となります。

10C8の覚え方と実践的活用法

続いては、10C8を確実にマスターし実践で活用するためのポイントを確認していきます。

効率的な覚え方と記憶のコツ

10C8の覚え方で最も重要なのは、10C2と同じ値であることを瞬時に思い出すことです。

10C8の覚え方鉄則:
10C8 = 10C2 = 45(必ず変換!)

計算方法:
必ず10C2として計算
= (10 × 9) / 2
= 90 / 2
= 45

暗算:
10 × 9 ÷ 2 = 45(瞬時に計算可能)

nC8の一般的なパターンも押さえておくとよいでしょう。

組み合わせ 対称変換 答え
8C8 8C0 1
10C8 10C2 45
20C8 20C12 → 20C8のまま 125,970
100C8 100C92 → 100C8のまま 186,087,894,300

注意点として、nC8の場合はrが比較的小さいので、n > 16の場合は対称変換しない方が計算が楽です。常にrとn-rを比較して、小さい方で計算しましょう。

実際の確率問題での応用例

10C8は、実際の確率・場合の数の問題でどのように使われるのでしょうか。典型的な問題を見てみましょう。

例題1:欠席者問題
10人のクラスから8人を遠足に参加させる。特定の2人(AさんとBさん)が両方とも参加する場合の選び方は何通りか。解答
全体の場合の数:10C8 = 45通り
AさんとBさんが両方参加する場合:
AとBは確定なので、残り8人から6人を選ぶ
8C6 = 8C2 = 28通り

または、AとBが両方欠席する場合を除く:
AとBが両方欠席:8C8 = 1通り
AとBが両方参加:45 – 1 = 44…?
(実際にはもう少し複雑な場合分けが必要)

このように、10C8を10C2に変換して計算するのが基本です。

より実践的な例も見てみましょう。

例題2:カード問題
1から10までの数字が書かれた10枚のカードから8枚を選ぶとき、選んだ8枚にすべて偶数が含まれる確率を求めよ。解答
全体の場合の数:10C8 = 45通り
偶数のカード:2、4、6、8、10の5枚
8枚すべてに偶数が含まれる = 2枚以下を選ばない
選ばない2枚が両方奇数の場合のみ、偶数が含まれない
奇数のカード:1、3、5、7、9の5枚
選ばない2枚が両方奇数:5C2 = 10通り
8枚すべてに偶数が含まれる:45 – 10 = 35通り
確率:35/45 = 7/9

10C8単体だけでなく、他の組み合わせと組み合わせて使うことも多いのです。基本をしっかり押さえておけば、こうした応用問題にも柔軟に対応できるでしょう。

よくある間違いと確実な対策

10C8の計算でよくある間違いとその対策をまとめました。

典型的なミスと対策ミス1:対称性を知らずに直接計算を試みる
× 10×9×8×7×6×5×4×3…
○ 即座に10C2に変換(これが絶対鉄則)

ミス2:10C8と10P8を混同
10P8 = 1,814,400 ≠ 10C8 = 45

ミス3:変換を忘れて時間を浪費
× 複雑な計算に時間をかける
○ 数秒で10C2=45を導く

ミス4:「選ばない」視点が欠如
○ 8個選ぶ = 2個選ばない

これらのミスを防ぐには、r > 5なら必ず変換という鉄則を守ることが重要です。10C8を見たら、考える間もなく10C2に変換する習慣をつけましょう。

また、10C8 = 10C2 = 45という関係を完全に暗記しておくことをおすすめします。この知識があれば、試験中に計算する必要すらなくなるのです。

まとめ

10C8の計算方法と答え、そして10C2との対称性について詳しく解説してきました。

10C8は「10個から8個を選ぶ組み合わせ」を表し、答えは45です。計算方法は、公式nCr = n!/(r!×(n-r)!)を使い、10C8 = 10!/(8!×2!) = (10×9)/2 = 45となります。しかし実際には、対称性の法則により10C8 = 10C2なので、絶対に10C2として計算するのが鉄則です。

最も重要なポイントは、10C8 = 10C2という対称性。これは「8個を選ぶ」ことと「2個を選ぶ(=8個を選ばない)」ことが完全に対応しているためです。この性質を理解すれば、計算の効率が劇的に向上します。8個の掛け算がわずか2個の掛け算(10×9)に減り、暗算でも瞬時に答えが出せるのです。

覚え方のコツとしては、10C8を見たら反射的に10C2に変換する習慣をつけること。r > n/2のときは必ずnC(n-r)に変換するという原則を守れば、どんな組み合わせでも効率的に計算できます。また、10C8 = 45という答えも、10C2と同じ値であることとセットで完全に暗記しておくとよいでしょう。

10C8は対称性の威力を最も実感できる例。ここで学んだ「選ばない」という逆転の発想と計算効率化のテクニックは、より大きな組み合わせ計算や確率問題全般で決定的に重要です。確実にマスターして、確率・場合の数の問題を自信を持って解けるようになりましょう。