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6C5の計算方法や答えは(数学の確率・場合の数・組み合わせ)? 求め方や覚え方のコツも!6C1と同じ?【なぜ】

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数学の組み合わせの計算で「6C5」という表記を見かけたとき、複雑そうに感じたことはありませんか。6個のものから5個を選ぶというと、計算が大変そうに思えますよね。

しかし実は、6C5は組み合わせの中でも最もシンプルな計算の一つなんです。確率や場合の数の問題では、このような組み合わせの計算が頻繁に登場します。

この記事では、6C5の計算方法や答えについて、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説していきます。単なる計算手順だけでなく、なぜその公式を使うのか、どう覚えればスムーズに計算できるのか、さらには6C1との興味深い関係についても詳しく紹介しますね。

実は6C5と6C1は同じ答えになるという驚きの性質があるんです。この対称性を理解すれば、計算が驚くほど簡単になるでしょう。組み合わせの本質を理解しながら、一緒に学んでいきましょう。

6C5の計算結果は6(6C1と同じ答えになる理由)

それではまず、6C5の計算結果と、なぜ6C1と同じ答えになるのかについて解説していきます。

6C5の答えは6になる

6C5の計算結果は6です。この数字は、6個のものから5個を選ぶ組み合わせの総数を表しています。

なぜ6という答えになるのでしょうか。直感的に考えてみましょう。6個のものから5個を選ぶということは、言い換えれば「1個だけを残す(選ばない)」ことと同じ意味なんです。

例えば、A、B、C、D、E、Fという6つの要素から5つを選ぶ場合を考えてみてください。

具体例での確認

Aを残す(選ばない) → B、C、D、E、Fを選ぶ

Bを残す(選ばない) → A、C、D、E、Fを選ぶ

Cを残す(選ばない) → A、B、D、E、Fを選ぶ

Dを残す(選ばない) → A、B、C、E、Fを選ぶ

Eを残す(選ばない) → A、B、C、D、Fを選ぶ

Fを残す(選ばない) → A、B、C、D、Eを選ぶ

合計:6通り

このように、5個を選ぶ方法は、1個を選ばない方法と完全に対応しています。6個の中から残す1個を決めれば、自動的に選ぶ5個が決まるわけですね。したがって、答えは6通りになります。

なぜ6C5と6C1は同じ答えになるのか

6C5=6C1=6という関係は、組み合わせの対称性を表す重要な性質です。この不思議な関係について、もう少し詳しく見ていきましょう。

6個のものから5個を選ぶ行為を考えてみてください。例えば、A、B、C、D、E、Fから「B、C、D、E、F」を選んだとします。この選択は同時に「Aを選ばなかった」ことを意味していますよね。

つまり、「5個を選ぶ」ことと「1個を選ばない」ことは表裏一体の関係なんです。選ぶ方法の数と選ばない方法の数が一致するため、6C5=6C1となるわけですね。

組み合わせの対称性

nCr = nC(n-r)

6C5 = 6C(6-5) = 6C1

どちらも答えは6

この性質を一般化すると、n個からr個を選ぶ組み合わせと、n個から(n-r)個を選ぶ組み合わせは必ず等しくなります。6C5と6C1の関係は、この一般的な法則の具体例というわけです。

6C1を計算すると、6個から1個を選ぶ方法なので、単純に6通りです。これが6C5と同じ値になることは、数学的にも直感的にも理解しやすいでしょう。

対称性を利用した計算の簡略化

6C5=6C1という対称性は、単なる数学的な面白さだけでなく、実践的な計算テクニックとしても非常に有用なんです。

実際に両方の計算を比較してみましょう。

6C5をそのまま計算する場合

6C5 = (6×5×4×3×2) ÷ (5×4×3×2×1)

= 720 ÷ 120

= 6

6C1として計算する場合

6C1 = 6 ÷ 1

= 6

明らかに6C1として計算した方が簡単ですよね。分子の掛け算が1個だけ、分母は1で済むため、計算はほぼ瞬時に終わります。

一般的なルールとして、nCrを計算する際は、rとn-rを比較して小さい方を使うという習慣をつけましょう。

元の計算 効率的な計算 答え 計算の簡略化
6C5 6C1 6 極めて簡単
10C9 10C1 10 即座に計算可能
7C6 7C1 7 暗算で対応
100C99 100C1 100 圧倒的に楽

特にnC(n-1)の形、つまり6C5のような「ほぼ全部を選ぶ」組み合わせは、必ずnC1に変換することで計算が劇的に簡単になります。この性質を知っているかどうかで、試験時間に大きな差が出るでしょう。

6C5の計算方法と求め方の手順(公式の使い方)

続いては、6C5の具体的な計算方法と求め方の手順を確認していきます。

組み合わせの基本公式と6C5への適用

6C5を計算するには、組み合わせの公式を正しく理解することが大切です。一般的に、n個からr個を選ぶ組み合わせは「nCr」と表記され、次の公式で計算できますよ。

nCr = n! ÷ (r! × (n-r)!)

または

nCr = {n×(n-1)×(n-2)×…×(n-r+1)} ÷ r!

ここで「!」は階乗を表す記号です。階乗とは、その数から1までの整数をすべて掛け合わせたもののこと。例えば5!=5×4×3×2×1=120となります。

6C5にこの公式を適用してみましょう。

6C5 = 6! ÷ (5! × 1!)

= (6×5×4×3×2×1) ÷ {(5×4×3×2×1) × 1}

= 720 ÷ (120 × 1)

= 720 ÷ 120

= 6

このように計算すると、確かに答えは6になりますね。しかし、5!を計算するのは手間がかかってしまいます。特に試験中など時間が限られている場合は、もっと効率的な方法を使いたいところでしょう。

より効率的な方法は、先ほど説明した対称性を利用して、6C1として計算することです。これなら計算は一瞬で終わりますよ。

最も効率的な計算方法(対称性の活用)

6C5を計算する最も効率的な方法は、対称性を利用して6C1に変換することです。この方法なら、計算量がほぼゼロになります。

具体的な手順を見てみましょう。

ステップ1:対称性を確認

6C5 = 6C(6-5) = 6C1

ステップ2:6C1を計算

6C1 = 6 ÷ 1 = 6

または、nC1=nなので、6C1=6と直接分かる

実は、nC1という形の組み合わせには特別な性質があります。n個から1個を選ぶ方法は、当然n通りですよね。したがって、nC1=nという関係が常に成り立つんです。

この性質を知っていれば、6C5を見た瞬間に「これは6C1だから答えは6」と判断できるでしょう。計算する必要すらないわけですね。

もし対称性を知らずに直接6C5を計算する場合でも、約分を活用すれば計算を簡略化できますよ。

約分を活用した6C5の計算

6C5 = (6×5×4×3×2) ÷ (5×4×3×2×1)

分子と分母の5×4×3×2を約分

= 6 ÷ 1

= 6

結局、約分をしっかり行えば6C1と同じ形になることが分かりますね。これは偶然ではなく、対称性の本質が計算過程に表れているわけです。

特殊なケースとしてのnC1とnC(n-1)

6C5のような組み合わせは、nC(n-1)という特殊なケースに該当します。この形の組み合わせには覚えておくと便利な性質があるんです。

組み合わせ 意味 答え 覚え方
nC0 何も選ばない 1 方法は1通りだけ
nC1 1個選ぶ n n通りの選び方
nC(n-1) ほぼ全部選ぶ n nC1と同じ
nCn 全部選ぶ 1 方法は1通りだけ

これらの特殊なケースを暗記しておくと、計算時間を大幅に短縮できるでしょう。特にnC1=nとnC(n-1)=nという関係は非常によく使います。

計算の際のポイントとして、rとn-rを比較する習慣をつけることが重要です。6C5の場合、5と1を比較すると1の方が小さいので、6C1として計算するのが効率的というわけですね。

電卓や計算ツールを使う場合でも、手順は同じです。関数電卓なら「6」→「nCr」→「5」→「=」と押せば6と表示されます。Excelなら「=COMBIN(6,5)」と入力すれば計算できるんです。

ただし、試験では対称性を理解していることが評価されることも多いでしょう。単に計算できるだけでなく、なぜその答えになるのかを説明できることが大切ですよ。

6C5の覚え方のコツと組み合わせの性質

続いては、6C5の覚え方のコツと、組み合わせの重要な性質について確認していきます。

簡単な組み合わせの暗記法

6C5のような組み合わせを効率的に覚えるコツは、パターンを理解することです。闇雲に暗記するのではなく、規則性を見つけましょう。

まず、nC1とnC(n-1)が常にnに等しいという性質を覚えておけば、多くの計算が瞬時に終わります。

即座に分かる組み合わせ

5C1 = 5C4 = 5

6C1 = 6C5 = 6

7C1 = 7C6 = 7

10C1 = 10C9 = 10

100C1 = 100C99 = 100

この規則性を理解していれば、どんなに大きな数でも瞬時に答えられるんです。例えば1000C999と聞かれたら、対称性から1000C1と同じなので答えは1000だと分かりますね。

また、組み合わせの対称性を視覚的に理解する方法として、パスカルの三角形を利用するのも効果的です。

パスカルの三角形(一部)

1

1 1

1 2 1

1 3 3 1

1 4 6 4 1

1 5 10 10 5 1

1 6 15 20 15 6 1

最下段の「1 6 15 20 15 6 1」は、それぞれ6C0、6C1、6C2、6C3、6C4、6C5、6C6を表しています。両端の数字が6で対称になっていることが一目で分かりますね。6C1と6C5がどちらも6であることが視覚的に理解できるでしょう。

組み合わせと順列の違いの確認

組み合わせの理解を深めるには、順列との違いを明確にすることが重要です。6C5と6P5を比較してみましょう。

比較項目 組み合わせ(C) 順列(P)
順序の考慮 考慮しない 考慮する
6から5つ選ぶ 6C5 = 6 6P5 = 720
計算式 n!÷(r!×(n-r)!) n!÷(n-r)!
関係式 nCr × r! = nPr nPr ÷ r! = nCr

6P5を計算すると720となり、これは6C5の6の120倍(5!倍)になっています。なぜなら、組み合わせの各パターンに対して並べ方が5!通りあるからですね。

具体例で考えると分かりやすいでしょう。6人から5人を選んで委員会を作る場合は組み合わせ(6C5=6通り)を使います。しかし、6人から会長、副会長、書記、会計、広報の5役を決める場合は順列(6P5=720通り)を使うんです。前者は役割が同じなので順序が関係なく、後者は役割が異なるので順序が重要というわけですね。

組み合わせの計算で使える便利な性質

組み合わせには、計算を楽にする様々な性質があります。これらを知っておくと、問題を解く際に大いに役立つでしょう。

まず、対称性以外にも重要な性質があります。

組み合わせの重要な性質

nC0 = 1(何も選ばない方法は1通り)

nC1 = n(1個選ぶ方法はn通り)

nCn = 1(全部選ぶ方法は1通り)

nCr = nC(n-r)(対称性)

nCr + nC(r+1) = (n+1)C(r+1)(パスカルの三角形の性質)

最後の性質は、パスカルの三角形を作る際の規則です。例えば6C5 + 6C6 = 7C6という関係が成り立ちます。実際に計算してみると、6 + 1 = 7となり、確かに正しいことが分かりますね。

また、組み合わせの計算結果は必ず自然数になります。小数や分数が出た場合は、必ず計算ミスがあるはずです。この性質を使って、答えの妥当性を確認できるでしょう。

さらに、nCrにおいてrがnより大きい場合は定義されず、値は0とみなされます。例えば4C6は計算できません。4個のものから6個を選ぶことは不可能だからですね。

6C5が登場する確率・場合の数の問題例

続いては、6C5が実際にどのような場面で使われるのか、具体的な問題例を通して確認していきます。

代表的な6C5の応用問題と解法

6C5は、様々な数学の問題で登場します。実際の問題を通して理解を深めましょう。

【問題例1】6人のクラスから5人を選んで遠足に参加させる方法は何通りありますか。

【解答】

順序を考慮しない選び方なので組み合わせを使う

6C5 = 6C1 = 6通り

または、1人だけ残す方法を考えて6通り

この問題では、5人を選ぶことと1人を残すことが同じであることを理解することが重要です。直感的には「1人だけ参加できない人を決める」と考えれば、6通りであることがすぐに分かりますね。

別の典型的な問題も見てみましょう。

【問題例2】6種類の料理から5種類を選んでコース料理を作る方法は何通りありますか。

【解答】

料理の種類を選ぶだけで順序は無関係

6C5 = 6通り

つまり、1種類だけ除外する料理を決めればよい

コース料理を作る際、どの順番で料理を選んだかは関係ありませんよね。最終的にどの5種類が含まれているかだけが重要なので、組み合わせの計算を使うわけです。「どれを除外するか」という視点で考えると、6通りであることが明確でしょう。

確率計算での6C5の使い方

組み合わせは確率計算の基礎となる重要な概念です。6C5を使った確率問題を見てみましょう。

【問題例】赤玉5個、白玉1個が入った袋から5個の玉を同時に取り出すとき、すべて赤玉である確率を求めなさい。

【解答】

5個取り出す全ての方法:6C5 = 6通り

すべて赤である方法:5C5 = 1通り

求める確率 = 1÷6

この問題では、分母に6C5を使い、分子には条件を満たす場合の数を配置しています。確率の基本は「求める場合の数÷すべての場合の数」ですから、両方を正確に数える必要があるんですね。

もう一つ、やや複雑な問題も見てみましょう。

【問題例】1から6までの番号が書かれた6枚のカードから5枚を選ぶとき、選んだ5枚の番号の和が20以上になる確率を求めなさい。

【解答】

全ての選び方:6C5 = 6通り

選ばれないカードで場合分け

1を残す→2+3+4+5+6=20(条件を満たす)

2を残す→1+3+4+5+6=19(条件を満たさない)

3を残す→1+2+4+5+6=18(条件を満たさない)

4を残す→1+2+3+5+6=17(条件を満たさない)

5を残す→1+2+3+4+6=16(条件を満たさない)

6を残す→1+2+3+4+5=15(条件を満たさない)

条件を満たすのは1通りのみ

求める確率 = 1÷6

この問題では、6C5=6という小さい数を利用して全パターンを列挙することができました。もし選ぶ個数が多い場合、このような全列挙は現実的ではありませんが、6C5=6という小ささゆえに可能になっているんですね。

組み合わせを使った場合の数の問題

6C5は、確率以外の場合の数の問題でも使われます。実践的な問題を見てみましょう。

【問題例】6冊の本から5冊を選んで本棚に並べる方法は何通りありますか。ただし、選んだ本の並べ方も考慮します。

【解答】

まず5冊を選ぶ:6C5 = 6通り

選んだ5冊を並べる:5! = 120通り

合計:6 × 120 = 720通り

または、6P5 = 720通りと直接計算も可能

この問題では、組み合わせと順列を組み合わせて考える必要があります。まず選ぶ(組み合わせ)、次に並べる(順列)という2段階のプロセスですね。

問題タイプ 使う公式 ポイント
単純な選び方 6C5 = 6 対称性を利用
選んで並べる 6C5 × 5! 組み合わせ×順列
確率問題 求める場合÷6C5 分母が6と小さい
余事象の利用 6C5 – 不適切な場合 小さい数で扱いやすい

6C5=6という小ささは、問題を解く際に大きな利点になります。全パターンを列挙できるため、複雑な条件も直接確認できるんですね。この性質を活用すれば、難しそうに見える問題も意外と簡単に解けることがあるでしょう。

まとめ

6C5の計算方法と答え、そして6C1との関係について詳しく解説してきました。重要なポイントをまとめておきましょう。

6C5の答えは6であり、これは6個のものから5個を選ぶ組み合わせの総数を表しています。最も重要な性質は、6C5と6C1が同じ答えになるという対称性でしょう。これは「5個を選ぶことと1個を選ばないことは表裏一体」という組み合わせの本質を表しているんですね。

計算方法としては、公式nCr=n!÷(r!×(n-r)!)を使うこともできますが、対称性を利用して6C1として計算する方が圧倒的に効率的です。6C1=6という単純な計算で答えが出せるため、暗算でも瞬時に対応可能でしょう。

特にnC(n-1)の形、つまり「ほぼ全部を選ぶ」組み合わせは、必ずnC1に変換することで計算が劇的に簡単になります。この一手間で、試験時間が大幅に短縮され、計算ミスも防げるんです。

6C5のような基本的な計算をマスターすれば、確率や場合の数の様々な問題に対応できるようになるでしょう。対称性という美しい性質を理解しながら、組み合わせの計算力を磨いていってください。「選ぶことと選ばないことは同じ」という視点を常に持つことが、組み合わせをマスターする鍵となりますよ。