この記事ではエクセルで左から3文字を削除する方法と3文字目だけを削除する方法について解説していきます。
ポイントは、以下の4つです。
・LEFT関数とLEN関数を組み合わせて左から3文字を削除する方法
・MID関数とLEN関数を組み合わせて3文字目だけを削除する方法
・左から3文字を削除するマクロ
・3文字目だけを削除するマクロ
エクセル操作は1つ1つ追っていけば必ずうまくできるため、ぜひ本記事を参考にスキルアップにつなげてくださいませ♪
エクセルで左から3文字を削除する方法【LEFT関数とLEN関数】
それでは以下のサンプルを用いて関数を使った左から3文字削除の方法を確認していきます。
まずA列に元データを入力します。そしてB2セルに以下の数式を入力します。
=RIGHT(A2,LEN(A2)-3)
RIGHT関数は文字列の右端から指定した文字数分の文字列を取り出します。
LEN関数は文字列の文字数を返します。
この例ではLEN(A2)-3で元データの文字数から3を引いた文字数分、右端から文字列を取り出すことで、左から3文字を削除しています。
ENTERで処理を確定させます。
B2セルの右下にカーソルを合わせてドラッグorダブルクリックし、オートフィルでB列全体に数式をコピーします。
これでA列の元データから左3文字を削除した結果がB列に表示されます。
元データを変更すれば、B列の結果も自動的に更新されます。
LEFT関数とLEN関数の組み合わせは、文字列の左端からn文字削除したい場合に応用できる便利なテクニックです。
エクセルで左から3文字目だけを削除する方法【MID関数とLEN関数】
続いては、関数を使って左から3文字目だけを削除する方法を確認していきます。
A列に元データが入力された状態で、B2セルに以下の数式を入力します。
=LEFT(A2,2)&RIGHT(A2,LEN(A2)-3)
LEFT関数で左から2文字を取り出し、RIGHT関数とLEN関数を組み合わせて4文字目以降を取り出します。
&で2つの文字列を結合することで、3文字目を削除しています。
ENTERで処理を確定させ、オートフィルでB列全体に数式をコピーします。
これでA列の元データから3文字目だけを削除した結果がB列に表示されます。
MID関数とLEN関数の組み合わせは、文字列のn文字目だけを削除したい場合に応用できる便利なテクニックです。
LEFT関数とLEN関数で左から3文字を削除する方法【マクロ自動化】
関数を使った左から3文字削除をマクロで自動化する方法を見ていきます。
VisualBasicエディタを開き、以下のコードを入力します。
このマクロは、A列の最終行を自動判定し、B2セルに左から3文字を削除する数式を入力後、オートフィルでB列全体に数式をコピーします。
マクロを実行すれば、左から3文字削除が一発で完了します。
削除する文字数を変更したい場合も、マクロのコードを一部修正するだけで済むため、作業効率が格段に上がります。
MID関数とLEN関数で左から3文字目だけを削除する方法【マクロ自動化】
最後は関数を使った3文字目だけの削除をマクロで自動化する方法です。
VisualBasicエディタを開き、以下のコードを入力します。
このマクロは、A列の最終行を自動判定し、B2セルに3文字目だけを削除する数式を入力後、オートフィルでB列全体に数式をコピーします。
マクロを実行すれば、3文字目削除が一発で完了します。
削除する文字位置を変更したい場合も、マクロのコードを一部修正するだけで済むため、作業効率が格段に上がります。
まとめ エクセルで先頭・最初から2文字を削除(はじめ:関数:2文字目だけも:マクロ:n文字目)
以上、エクセルで左から3文字を削除する方法と3文字目だけを削除する方法を関数とマクロで実現する方法を紹介しました。
関数とマクロを状況に応じて使い分けることが大切です。ぜひ実務のエクセル作業で試してみてください。