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10C7の計算方法や答えは(数学の確率・場合の数・組み合わせ・組み合わせ)? 求め方や覚え方のコツも!10C3と同じ?【なぜ】

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組み合わせの計算において、10C7は対称性を理解する上で非常に重要な計算です。「10個から7個を選ぶ組み合わせ」という設定は、確率問題や場合の数の問題で登場するパターン。

「10C7の計算方法が分からない」「7個も選ぶと計算が大変そう」「10C3と同じって本当?なぜそうなるの?」こうした疑問を持つ方は多いでしょう。7個も選ぶとなると、計算が非常に複雑に見えるかもしれません。

しかし実は、対称性を使えば驚くほど簡単に計算できます。10C7は10C3と等しく、3個選ぶ計算に置き換えられるのです。この性質を理解すれば、一見複雑な計算も瞬時に解けるようになるでしょう。

本記事では、10C7の計算方法と答えを基礎から丁寧に解説します。組み合わせの公式の使い方、10C3との対称性、効率的な計算テクニック、そして実践的な覚え方まで、確率・場合の数を完全にマスターするための情報を網羅的にお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

10C7とは?7個選ぶ組み合わせの意味

それではまず、10C7が何を表しているのかについて解説していきます。

10C7が表す具体的な状況

10C7は「10個の異なるものの中から7個を選ぶ組み合わせの総数」を意味します。ここで重要なのは、選ぶ順番は考慮しないという点です。

日常生活や試験問題でよく見られる具体例を見てみましょう。

10C7の具体例
・10人のチームから7人を試合に出す(3人をベンチに残す)
・10科目から7科目を受講する(3科目を選ばない)
・10個の商品から7個を購入する(3個を購入しない)
・10枚のカードから7枚を選ぶ(3枚を残す)
・10人の候補から7人を採用する(3人を不採用にする)

いずれの場合も、注目すべきは「選ばない3個」の方です。10個から7個を選ぶということは、言い換えれば3個を選ばないということ。

この「選ばない側」に注目することが、10C7を理解する鍵となります。7個を選ぶより、3個を選ばない方が圧倒的に計算が簡単だからです。

10C7と10C3の対称性

10C7を理解する上で最も重要なのが、10C3との関係です。実は、10C7 = 10C3という等式が成り立つのです。

視点 10C7 10C3
意味 10個から7個を選ぶ 10個から3個を選ぶ
別の視点 10個から3個を選ばない 10個から7個を選ばない
分子の掛け算 7個の掛け算(複雑) 3個の掛け算(簡単)
答え 120 120

この関係が成り立つ理由は、対称性の法則によるもの。10個から7個を選ぶことは、同時に3個を選ばないことを意味します。逆に、3個を選ぶことは7個を選ばないことと同じ。

つまり、選ぶ7個と選ばない3個が一対一で対応するため、組み合わせの総数も等しくなるのです。この性質を知っていれば、10C7を計算する際に10C3として計算できるため、効率が劇的に向上するでしょう。

なぜ10C7の理解が重要なのか

10C7は組み合わせの中でも、対称性の重要性を学ぶ絶好の例です。その理由を整理してみましょう。

10C7を学ぶ意義
1. 対称性活用の必要性が明確に分かる
2. 計算効率化の威力を実感できる
3. 「選ばない」という逆の視点を学べる
4. より大きな組み合わせ計算への応用

特に重要なのは、計算効率化の威力です。10C7を直接計算すると分子が7個の掛け算になりますが、10C3に変換すれば3個の掛け算で済みます。この差は計算時間だけでなく、計算ミスの削減にも大きく貢献するのです。

また、「選ぶ」だけでなく「選ばない」という逆の視点を持つことは、確率問題全般で役立つ重要な考え方。10C7を通じて、この視点を身につけましょう。

10C7の計算方法と答え

続いては、10C7の具体的な計算方法を確認していきます。

組み合わせの公式を使った直接計算

まず、10C7を公式に従って直接計算してみましょう。

組み合わせの公式
nCr = n! / (r! × (n-r)!)10C7の場合:
n = 10、r = 7なので
10C7 = 10! / (7! × 3!)

階乗を展開してみましょう。

10! = 10 × 9 × 8 × 7 × 6 × 5 × 4 × 3 × 2 × 1
7! = 7 × 6 × 5 × 4 × 3 × 2 × 1 = 5,040
3! = 3 × 2 × 1 = 6

これを代入すると、7!が分子と分母で約分できます。

10C7 = (10 × 9 × 8 × 7!) / (7! × 6)
= (10 × 9 × 8) / 6
= 720 / 6
= 120

したがって、10C7の答えは120です。

対称性を活用した最も効率的な計算

実際の計算では、対称性を使った方法が圧倒的に効率的です。10C7 = 10C3という性質を使えば、計算が驚くほど簡単になります。

対称性を使った計算10C7 = 10C(10-7) = 10C3に変換

10C3 = 10! / (3! × 7!)
= (10 × 9 × 8) / (3 × 2 × 1)
= (10 × 9 × 8) / 6
= 720 / 6
= 120

さらに効率を上げるため、途中で約分する方法もあります。

(10 × 9 × 8) / (3 × 2 × 1)

ここで約分:
・9と3で約分 → 3と1
・8と2で約分 → 4と1

すると:
(10 × 3 × 4) / 1
= 10 × 3 × 4
= 120

計算方法 分子の掛け算 計算の複雑さ
10C7を直接計算 7個(10×9×8×7×6×5×4) 非常に複雑
10C3に変換 3個(10×9×8) シンプル
途中で約分 実質2個(10×3×4) 最もシンプル

この約分テクニックを使えば、暗算でも計算可能なレベルになります。試験では時間が限られているため、必ず対称性を活用しましょう。

計算の検算と確認方法

計算ミスを防ぐため、答えが正しいか確認する方法を知っておきましょう。

10C7 = 120という答えが妥当かどうか、複数の角度からチェックできます。

答えの妥当性チェック1. 10C6 = 210より小さいはず → 120 < 210 ✓ 2. 10C8 = 45より大きいはず → 120 > 45 ✓
3. 10C3 = 120と等しいはず(対称性) → 120 = 120 ✓
4. 10C5 = 252より小さいはず → 120 < 252 ✓

また、パスカルの三角形の性質を使った検算も可能です。10C7 = 9C7 + 9C6という関係があります。

9C7 = 36
9C6 = 84
36 + 84 = 120 ✓

確かに正しい答えであることが確認できました。ただし、基本的には対称性を使って10C3として計算するのが最も確実で効率的でしょう。

10C7=10C3となる理由と対称性の深い理解

続いては、なぜ10C7と10C3が等しくなるのか、その本質を確認していきます。

対称性の法則とその意味

組み合わせには、nCr = nC(n-r)という重要な性質があります。これが対称性の法則です。

10の場合、以下のような対応関係が成り立ちます。

10の組み合わせにおける対称性
・10C0 = 10C10 = 1
・10C1 = 10C9 = 10
・10C2 = 10C8 = 45
10C3 = 10C7 = 120
・10C4 = 10C6 = 210
・10C5 = 10C5 = 252(中心で最大)

この法則が成り立つ理由を、公式から確認してみましょう。

10C7 = 10! / (7! × (10-7)!)
= 10! / (7! × 3!)

10C3 = 10! / (3! × (10-3)!)
= 10! / (3! × 7!)

分母の7!と3!の順序が入れ替わっただけで、掛け算なので結果は同じ。つまり、10C7 = 10C3が数学的に証明されるのです。

7個選ぶことと3個選ばないことの完全対応

具体例で考えると、対称性の意味がより明確になるでしょう。A、B、C、D、E、F、G、H、I、Jの10人がいるとします。

10C7(7人を選ぶ) 10C3(3人を選ぶ=7人を選ばない)
A〜Gを選ぶ(H、I、Jを残す) H、I、Jを選ぶ(A〜Gを選ばない)
A、B、C、E、F、G、Hを選ぶ D、I、Jを選ぶ
B、C、D、E、F、G、Hを選ぶ A、I、Jを選ぶ

10C7で「A、B、C、D、E、F、Gを選ぶ」という1つの組み合わせは、10C3で「H、I、Jを選ぶ(=A〜Gを選ばない)」という1つの組み合わせと完全に一対一で対応しています。

選ぶ7人と選ばない3人(=選ぶ3人)が対応するため、組み合わせの総数も必ず等しくなるわけです。この美しい対称性は、「選ぶ」と「選ばない」が表裏一体であることを示しているでしょう。

対称性を使わないと計算がどれほど大変か

対称性を使う場合と使わない場合の違いを、具体的に見てみましょう。

10C7を直接計算した場合分子の計算:
10 × 9 × 8 × 7 × 6 × 5 × 4
= 90 × 8 × 7 × 6 × 5 × 4
= 720 × 7 × 6 × 5 × 4
= 5,040 × 6 × 5 × 4
= 30,240 × 5 × 4
= 151,200 × 4
= 604,800分母の計算:
7! = 5,040

割り算:
604,800 ÷ 5,040 = 120

計算量が膨大で、ミスのリスクも高い

一方、10C3に変換した場合:

10C3として計算した場合分子の計算:
10 × 9 × 8 = 720分母の計算:
3! = 6

割り算:
720 ÷ 6 = 120

計算量が少なく、ミスのリスクも低い

この差は歴然です。対称性を知っているかどうかで、計算の難易度が天と地ほど変わるのです。特に試験では時間が限られているため、対称性の活用は必須のテクニックでしょう。

10C7の覚え方と実践的活用法

続いては、10C7を確実にマスターし実践で活用するためのポイントを確認していきます。

効率的な覚え方と記憶のコツ

10C7の覚え方で最も重要なのは、10C3と同じ値であることを即座に思い出すことです。

10C7の覚え方基本原則:
10C7 = 10C3 = 120計算方法:
必ず10C3として計算
= (10 × 9 × 8) / 6
= 720 / 6
= 120

または約分して:
10 × 3 × 4 = 120

nC7の一般的なパターンも押さえておくとよいでしょう。

組み合わせ 対称変換 答え
7C7 7C0 1
10C7 10C3 120
20C7 20C13 → 20C7のまま 77,520
100C7 100C93 → 100C7のまま 16,007,560,800

注意点として、nC7の場合はrが比較的小さいので、n > 14の場合は対称変換しない方が計算が楽です。常にrとn-rを比較して、小さい方で計算しましょう。

実際の確率問題での応用例

10C7は、実際の確率・場合の数の問題でどのように使われるのでしょうか。典型的な問題を見てみましょう。

例題1:選抜問題
10人の選手から7人を試合に出すとき、特定の選手Aが必ず出場する場合の選び方は何通りか。解答
全体の場合の数:10C7 = 120通り
Aが出場する場合:
Aは確定なので、残り9人から6人を選ぶ
9C6 = 9C3 = 84通りまたは、余事象で考えると:
Aが出場しない場合:9C7 = 9C2 = 36通り
Aが出場する場合:120 – 36 = 84通り

このように、10C7を10C3に変換して計算するのが基本です。

より実践的な例も見てみましょう。

例題2:くじ引き問題
10本のくじの中に当たりが4本ある。この中から7本を引くとき、当たりが3本含まれる確率を求めよ。解答
全体の場合の数:10C7 = 120通り
当たり3本の選び方:4C3 = 4通り
はずれ4本の選び方:6C4 = 15通り
当たり3本となる場合:4 × 15 = 60通り
確率:60/120 = 1/2

10C7単体だけでなく、他の組み合わせと組み合わせて使うことも多いのです。基本をしっかり押さえておけば、こうした応用問題にも柔軟に対応できるでしょう。

よくある間違いと確実な対策

10C7の計算でよくある間違いとその対策をまとめました。

典型的なミスと対策ミス1:対称性を忘れて直接計算
× 10×9×8×7×6×5×4…と計算開始
○ 即座に10C3に変換ミス2:10C7と10P7を混同
10P7 = 604,800 ≠ 10C7 = 120

ミス3:変換後の計算ミス
× 10C3を間違えて計算
○ (10×9×8)/6 = 120

ミス4:「選ばない」視点を忘れる
○ 7個選ぶ = 3個選ばない

これらのミスを防ぐには、r > n/2なら必ず変換という鉄則を守ることが重要です。10C7を見たら、考えるまでもなく10C3に変換する習慣をつけましょう。

また、10C7 = 10C3 = 120という関係を覚えておけば、計算ミスに気づきやすくなります。答えが120から大きく外れていたら、どこかで間違えているサインです。

まとめ

10C7の計算方法と答え、そして10C3との対称性について詳しく解説してきました。

10C7は「10個から7個を選ぶ組み合わせ」を表し、答えは120です。計算方法は、公式nCr = n!/(r!×(n-r)!)を使い、10C7 = 10!/(7!×3!) = (10×9×8)/6 = 120となります。しかし実際には、対称性の法則により10C7 = 10C3なので、必ず10C3として計算するのが最も効率的です。

最も重要なポイントは、10C7 = 10C3という対称性。これは「7個を選ぶ」ことと「3個を選ぶ(=7個を選ばない)」ことが完全に対応しているためです。この性質を理解すれば、計算の効率が劇的に向上します。7個の掛け算が3個の掛け算に減り、計算時間も計算ミスも大幅に削減できるのです。

覚え方のコツとしては、10C7を見たら即座に10C3に変換する習慣をつけること。r > n/2のときは必ずnC(n-r)に変換するという原則を守れば、どんな組み合わせでも効率的に計算できます。また、10C7 = 120という答えも、10C3と同じ値であることとセットで記憶しておくとよいでしょう。

10C7は対称性の重要性を学ぶ最良の例。ここで学んだ「選ばない」という逆の視点と計算効率化のテクニックは、より大きな組み合わせ計算や確率問題全般で威力を発揮します。確実にマスターして、確率・場合の数の問題を自信を持って解けるようになりましょう。